ビール界のドンペリことイネディットの330mlがナチュラルローソンにあった衝撃
先日、いつものようにコンビニのお酒コーナーを梯子飲みをしていたのですね。
それでローソンは流石だなぁだとか
セブンイレブンもやるやんけ!だとか
上から目線でごっくごく飲んでいたのですよ。
そしたら、最後にふらりと寄ったナチュラルローソン。
何とイネディットがあるじゃないですか!!
※即購入
イネディットといえばスペインのプレミアムなビール。誰が呼んだかビール界のドンペリ。
それでですね、日ごろビールの新商品を記事にしておいて何ですが、僕、実はイネディットって飲んだことないのですよ。
もう本当すみません。
言い訳になるのですが、イネディットってちょっと気の利いた洋酒を取り扱っているお店ですら稀に置いてある、それこそはぐれメタルみたいなビールなんですよ。
稀にでもあるなら買えば良かったじゃないって意見も分かりますけどね、はぐれメタルって形容した通りですね、中々ガードが硬い。
ていうのも、大体そういうお店にあるのって720mlなんですね。それで、値段が1000円以上するのです。
※何ならこういうレベルで売られちゃってる。
普段、スーパードライ生ジョッキ缶に本麒麟入れてゲヘゲヘ言ってるクソ雑魚陰キャ野郎の僕には硬くて手が出なかったんですよ。
実際、固いのは僕の財布のひもなんですけど。
しかし、今回の通りナチュラルローソンのイネディットは330mlで450円(税別)。勿論、普通のビールと比べたら倍以上の値段ですが、クラフトビールと考えたら十分「あり」な金額。
何よりあの「イネディット」ですよ?
クラスにいる、財閥系のお嬢様で文武両道、皆の憧れだけど、恐れ多くて声をかけることができない生徒会長。
当然、僕も生徒会長のことが気になっている。普段は送迎されてる彼女。だけど一年前に最寄駅で見かけたんだ。僕の家は学校から少し遠くて、地元に高校の友達はいない。
まさか生徒会長と最寄り駅が一緒だなんて。学校での雰囲気とはまた違って少しリラックスした顔でそれがまた可愛くて・・・でも、声なんてかけることができなかったんだ。
その日はなんと近所の少し大きい公園で見かけた。周りに知り合いはいないし、声をかけるチャンス。同じ学校でここら辺に同級生はいない。声をかけるのは自然、自然なんだ!!
でも・・・どうせ、僕みたいな庶民とじゃ釣り合わないよなぁ、高揚した気持ちと陰鬱とした気持ちでごちゃごちゃになる。結局、彼女は去っていった。僕は目で送るだけだった。
こんな日は、昔からの行きつけのラーメン屋に行こう。僕が子供のころから少し特別な日はこのラーメン屋だった。拘りのラーメンで超人気店。だから特別な日に行くんだ。
そういえば、小学校の入学式、帰りに何食べたいって親に聞かれてここのラーメンって言ったけな。
この気持ちを切り替えるには必要なことと思えた。
店に入って僕はいつもどうり注文する。
僕「ニンニクヤサイマシで。」
さあ、後は無心になって食べるだけ。やっぱりここにきて正解だった!!
???「ニンニクアブラヤサイマシマシカラメカタメブタダブル。」
その声に店内の空気が一瞬固まった。
それもそのはず、その注文の主は華奢でどこか高貴な雰囲気を持った・・・っていうか生徒会長じゃないか!!
先ほどまで深く帽子を被っていたから同じロットにいるなんて気づかなかった・・・
そして、なんと僕より早く食べ終わったのだった!!
僕「生徒会長ーーーっ!!」
急いで食べ終わり、店を出た彼女を追いかけて僕は声をかけた。気付いたらかけていた。
生徒会長「!!!??? ひ、人違いではないかしら??」
僕「いえ、そんなはずはありません!僕が見間違えるわけが…それに学生証、さっきのお店に落としてましたよ?」
生徒会長「!?そ、それはすみませんでした。生徒会長ともあろうものが、気を付けなければなりませんね・・・ありがとうございます。」
僕「やっぱりそうじゃないですか!!ちなみに学生証は嘘です。」
生徒会長「~~~~~~!!ひどいいーーーーー!」
僕「す、すみません。僕が小さいころからの行きつけのお店にまさか憧れの生徒会長がいたので驚いて・・・それに嬉しくてつい声をかけてしまったんです。でも、とぼけるから…」
生徒会長「そ、そうでしたか…(憧れ??)ごめんなさい。私、あんな注文をしてしまって恥ずかしくて。伯父様に一度だけ連れていかれたことがあって、それからずっと好きなのです。でも、周りの目が気になって・・・それで時々変装して行ってたの。まさか見られていたなんて・・・」
僕「恥ずかしいだなんて!!むしろ尊敬ですよ!!ニンニクアブラヤサイマシマシカラメカタメブタダブルをロット乱しせずに完食するなんて!」
生徒会長「それは当然よ。ロットを乱すのはギルティ。生徒会長として当たり前のことですわ。」
僕「あんなに天地返しを美しくされる方は初めて見ましたよ!!」
生徒会長「うふふ、そのために日ごろからトレーニングをしているのですわ。」
僕「最初、水がないときはセルフだって知らないのかとひやひやしましたよ。」
生徒会長「私、次郎で取る水分はスープだけにしたくてよ。」
それ以来、僕と生徒会長はたまに地元で次郎を食べている。これは二人だけの秘密。僕にとって特別な店の理由が変わったんだ。
ってくらい、ナチュラルローソンが高貴な存在であるイネディットと僕を運命的に結び付けてくれたんですよ。いや、ナチュラルローソンは次郎とは真逆の方向性ですけど、でも次郎も野菜がたくさん入っているので実質ナチュラルローソンみたいなもんですよ。
あ、味ですか?
味はペルジャンホワイト系ですね。
ペルジャンホワイトっていうと某ガルデンが有名ですけど、あれよりスパイシーさは抑え目でバランス感に優れたイメージでした。
イネディットを、じろ・・・ナチュラルローソンで見かけた時には、試してみてください。
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