アサヒ、GINON(ジノン)は緩く飲んでこそ
いよいよ、本格的に日本でもジンが広まったように思えます。
翠の大躍進は知られるところですが、アサヒビールさんも負けじと4/2にジンソーダが新発売!
その名もGINON(ジノン)!
ジンとソーダと果物を組み合わせたシンプル設計。翠はジンとソーダだけなのでここら辺が差別化されてますね。
商品説明は以下の通りで、無糖レモンサワーの流れとジンブームのいいとこどりみたいな雰囲気といっていいでしょうか。ビール好きまで取り込んでしまおうという気概。
ジンを使ったカクテル系と言えば、ジントニックなど甘いものが基本だったところから色々変わったものだと感慨深くもなります。
レモンサワーではもはや基本テクニックとすら取れる、スピリッツにレモンピールを漬け込む手法をとっているようです。レモングラスはスパイスですが、ここらへんボタニカルなジンならではって感じがしていいですね。
とはいえ、飲んでみなきゃ始まらない。2種類購入して飲んでみました。
まず、レモンからゴクリ。
こ、これは無糖のレモンサワーだ。
僕の鼻が死んでいるのかジンである必要性が良くわからない。勿論、不味くはないけど、ジンを謳っているだけに残念に思ってしまうのは贅沢なのだろうか。
何となくモヤりつつグレープフルーツを飲んでみます。
お、美味しい。そもそも僕はグレープフルーツサワーが好きなので仕方がないところもありますが美味しいです。グレープフルーツの苦みとジンの相性がいいのでしょうか。
それともレモンより甘みを感じるからでしょうか。うん、これはいいです。
そんなことを思いつつ、不覚にも別のことをやっていたら2本とも1時間ほど放置してしまったんです。
うわー、しまったなぁーと思いましたよ。
寝落ちしたりしてチューハイを放置してしまうことがたまーにあるんですけど、炭酸も飛ぶしぬるいし、そのせいでアルコール際立つしであまり好意的でなかったんです。
しかし、飲まないのも勿体ないので飲んでみますと、なんとジンを感じ取れるのです。
鼻が復活した説もありますが、おそらく温度が上がることで匂いを感知しやすくなったのだと思います。
そして、ジンを使っているためそのアルコールさが嫌じゃない、むしろ美味しくなっている。
これは驚きましたよ。何ならさっき少しテンションが下がったレモンの方が美味しいすらある。
僕の飲み方が間違っていたわけです。おそらく理想はこう、
プシュッと開けて、まず冷えた炭酸と果実の爽やかさを味わう。
↓
料理を食べ進めながら、GINON(ジノン)を合わせる。
↓
ぬるくなってきた段階で、緩くなった炭酸とジンの香りを楽しみつつ食後酒のように味わう。
粋なことをしてくれるっ!
ダンディなジノン伯爵が僕に語り掛けてきましたね。
Boy・・・GINを飲むのは初めてかな?性急に判断するもんじゃあない。肩の力を抜いてゆっくりと楽しむんだ・・・そうすればわかってくる。それがジンセイってやつさ。
全然こっちはうまいこといってないということで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?