エンジンベルトの交換は大丈夫?
こんにちは、バイク修理のMoto fixの垣端です。
今回は、通勤でSUZUKI Let's(スズキ レッツ)を使用している30代男性からドライブベルト交換の依頼をいただきました。
ドライブベルトとは
ドライブベルトという言葉を聞き慣れない方もいるかもしれませんが、自転車で例えるとチェーンにあたるエンジンの力をタイヤに伝える部品です。
ドライブベルトの交換時期
ドライブベルトは、およそ2万キロで交換推奨の部品です。
ドライブベルトが切れてしまうと走行できなくなっていますので、切れてしまう前に交換しましょう。
切れてしまってからでは、バイク修理に持っていくだけで大仕事になってしまいます。
ドライブベルトの亀裂
写真のようにドライブベルトの内側の溝に亀裂が入っていきます。
これが酷くなっていくと、ドライブベルトが切れてしまいます。
ドライブベルトの交換
今回のスズキ・レッツのドライブベルトの交換は下記の手順で行いました。
ちなみに、今回がこのレッツので初のドライブベルトの交換でした。
エンジンケースを開ける
ドライブベルトを確認するために、エンジンケースを開けます。
ドライブベルトを確認すると、側面がだいぶ押されていて、溝には亀裂が入っており、交換時期であることを示していました。
エンジンケース内を清掃
エンジンケースを開けて、ドライブベルトを確認したので、エンジンケース内を清掃して、その他の部品の消耗具合をチェックします。
清掃を怠り、消耗具合の判断を誤ると、再度エンジンケースを開けての交換・修理作業が発生してしまうので、追加の工賃がかかってしまいます。
しっかりと清掃して確認します。
各部品の消耗具合を確認
部品の消耗具合を確認すると、
今回はウェイトローラーとスライドピース、ドライブベルトの交換となりました。
その他の部分の汚れもそこまでひどくないので、今回は下記の修理内容になりました。
《修理内容》
ウェイトローラー
スライドピース
ドライブベルト
修理費用
上記の部品の交換及び工賃で約15000円の作業となりました。
ドライブベルトが切れてしまって周辺の部品が損傷していたり、エンジンケース内の汚れがひどい場合(長期間交換していない)は料金がプラスとなります。
事故の案件も多数取り扱いをしていますが、一般修理もしています。
事故はWeb見積も可能ですので、是非お問合せください。
詳しくはこちら
今後も、バイク修理の修理内容やどんなポイントを確認したら良いかなどを配信していきますので、お楽しみください。