幼馴染の結婚式の前日
家から5分歩いたところに幼馴染の家がある。
私が小学5年の頃に引っ越してきた。
声が幼く「ぶってる、ぶってる」と男子からよく言われて泣いていた。
隣で見ていた私は
「もし泣いたらな、私は何も言ってないのに私が悪いみたいになるんやからやめて。」と言っていた。自分では仲裁役のつもの言葉だったが、今よく考えると全く慰めになっていない。笑
中学に入ると、性格が一変し、その子は陽キャになった。
バスケ部に入部し、キラキラ女子になっていった。
私は正反対に、卓球部に入部し陰キャだった。
それぞれの方向性は変わったが、仲の良さは変わらなかった。
お互いに嵐のファンで、ライブに学校を早退して一緒に行ったことは、今でも思い出の1ページになっている。
高校は別々だった。あまり覚えていないが、たまには会っていたように思う。
嵐のライブも行っていた。
そう言えば、クリスマスに近いライブの時にサンタのコスプレをして参戦してた。笑
恥ずかしい、恥ずかしい、、
その子はかなりわがままな、でも憎めない性格をしている。
恋愛やファッション、コスメが大好きで、今は大手の化粧品会社で働いている。
インスタ女子✨と言い換えるとわかりやすい。
さっきまで寿司が食べたいと言っていたのに、
数分後には「やっぱりパスタかな」と言う。
お腹いっぱいと言いながら2人前分の料理を頼んだりと
私から見れば何を考えているかわからないことをよくする。
そして「へへっ」と可愛くいつも笑っている。
3日一緒にいると価値観が違い過ぎて、喧嘩になる。
そのくらいお互いの真逆の性格だ。
でも面白い。お互い住んでいる場所が離れていて、年に数回しか今は会うことができないが、久しぶりに会っても昨日会ってたかのように話ができる。
近況報告や将来の話、恋愛、結婚・・・・時間はすぐに経つ。
自分の考えをしっかり持っていて、堂々と話せるところ、美容が大好きで気を遣っているところ、オシャレなところ、顔が可愛いところ、わがままなところ、意味がわからないところ。
私の頑固な性格を知った上で「あんたのそういうところよ、マジで無理。意味わからん」と突っ込んでくれるところ。
全部好きだ。
結婚式は学生時代にブライダルでアルバイトをしていたため、かなりこだわってするようだ。
東京に住んでいるのに、京都でする。京都のど真ん中だ。
ありえん。(いや、人それぞれは分かってるけど。)笑
これに向けて私も約一年、美容やダイエットを頑張ることができた。
ありがとさ。
明日は素敵な、そして化け物のような結婚式を開いてくれるのでしょう。
参列者は陽キャばかりだろう。
正直行きたくない気持ちもなくはない。
でも行くよ。
幸せな姿を見たい!!それだけのために。
楽しみだ♡
さあ、準備が面倒だ!