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読書記録と日記2「オックスフォード留学記」著 彬子女王殿下
日頃見ているXで、たまたま目にしたのが「三笠宮彬子女王殿下のお話が面白い」というポストだった。
めざましに出演された際のポストだったかと思うが、皇室の人が面白いのか、へぇ。ぐらいの感じでいた。
そうしたら今度は、その女王殿下が書かれた「オックスフォード留学記」も面白いというポストが。
すみません私は日頃からかなりXを見ている…笑。
では次の読書は、この「オックスフォード留学記」にしてみようと購入。
本を読むまで知らなかったが、彬子女王殿下は、私とあまり年が変わらなかった。
それだけで親近感がわいてしまった。
そしておすすめされた通り本の内容は面白く、どんどん読み進めた。
英語も高校で嫌になり、英検も3級まで。
留学なんてもってのほかの私にとっては、「英語が話せていいなぁ…イギリス行くの、すごい」というのが最初の感想。
日本美術の研究というワードにも惹かれた。いいよね、若冲。
日本での生活には必ず護衛がつくが、英国への留学ではほぼつかないということに驚いたが、たしかにずっとつくのもなぁ…。
いつも誰かがそばにいたから「一人になると寂しい」とも書かれていた。
一人が心地いい私は、もし留学したとして、寮に住む他の学生たち(しかも他国の人)と仲良くなれるだろうか…
(かりそめのコミュニケーションはなんとか頑張れる気がする)
非常に勉強熱心で、最後は博士号まで取得された。女性の皇族での博士号取得は初めて。とのこと。さすがです。
最初は、そうは言っても皇室の方の留学記なんて難しそう…と構えていたが、表現豊かに物事を表されていて、イメージが目の前に浮かんでくる。
寒そうな部屋は寒そうだったし、ご友人のお子様との交流はほほえましかったし、最後の試験のところは応援したくなった。
日本では絶対にできないこと(一人で外に出る、宿に泊まる、列車に乗る、ご飯を作る、など)も、私がいつもやってる普段の行いも、皇室の方には貴重なご経験なのかなと思ったり。
この本を読む前にも、たまたまテレビに出ておられたのを見た。
その番組でも飄々とコメントされていて、とても知的でユーモアがある方だと思っていたが、この本を通してより好きになった。
皇室の女王殿下、というよりも一人の作家さんとして、また他の作品もいつか読んでみたい。
※あくまで本の感想がメインですので、敬語とか適当です。すみません。。