
【髪型の消費期限】
「髪型の消費期限ってどのくらい.....。」
最近、“ふと”考えました。
そういえば、20年も理容業に携わってきてあまり考えたことがありませんでした。
いや、考えたことはあったがそれほど深くは考えたりはしたことはありません。
理容という仕事を理容師の“目”でみること止めてからたくさんの事を考えるようになりました。
髪型の消費期限って?
理容室の本当の在り方って?
お客様が理容室に求めるものって?
最近はそういう事ばっかり考えてます(^-^)
そのお店のコンセプト、ターゲット層によって考えは変わってくると思います。
値段=時間単価で考えているお店は回転数を考えるはず。
オプションメニューや店販でプラス料金で単価をあげるお店はセールを考えるはず。
技術を売りにしているお店は練習を頑張ってるはず。
考えなんていうのは環境や場所など、その時その時でかわるはず。
私のお店は単価は一般の理容室の倍。
ターゲット層は毎月来店くださる方。
お店としてはセールスはしない。
オプションはあるが全てお客様が“やりたい”と言わない限りはこちらからは提案はしない。
髪型もお客様の“なりたい髪型”を再現する。
たとえ、それがおかしいオーダーでも、それを“おかしくない程度”にしっかりと再現する。
会話もお客様から何かあれば返答する…。
まー、しゃべればきりがありませんが常に“お客ファースト”を大切にしております。
理美容室の教育で考えたら多分おかしい事だと思います(笑)。
でも、普通の理美容室のやり方でやったらまわりと同じになってしまう。
それに、他と違うやり方のほうが面白いですし(^-^)。
そんなこんなで、髪型の消費期限の話しに戻ります。
髪型は切った瞬間が一番似合ってるし、一番、素敵です。
なので髪型の“消費期限”は「切ったその日」が答え。
髪型もファッションと一緒で切るものではなく“着る”もの。
洗顔や爪切りと一緒で伸びた瞬間に整えるのが最適。
そう考えると髪型を維持するのはお金がかかります…..。
私が“ふと”思ったことを書いてみました(^-^)