【値段とは】
値段を皆さんは気にしますか?
私は気にします。
気にするように常に心がけています。
前まで勤めていた理容室では、メニューが沢山あり、お客様が選べるような組み合わせ式でした。
カットのみ、カットとシェービング、カットとパーマでシェービングは無し、カットは無しでカラーとシャンプーとシェービング。
このような感じで、メニューを付け足したり、引いたり。
お値段を伝えるのにもこちらが計算したり…。
そもそも、店舗でも個別メニューの値段を決めていない店舗もあり、その場で時価で考える始末。
今の時代、理美容室はこのようなメニュー形態がほとんどのような気がすします。
飲食店みたいです。
私のお店は、
・スタンダードメニュー(総合調髪)。
・グレーカラー(白髪ぼかし)。
・ダークカラー(白髪染め)。
この3種類しかありません。
例えば、「スタンダードメニュー」でお顔剃りをしなかったとしても値段は変わりません。
お店が、出している値段が“私の値段(価値)”になります。
理容室で売っているのは、理容師の“私”という存在です。
お客様から値引きを言われて値引きをしてしまうと私の理容師としての「存在価値」を“値引く”事になります。
“自分自身”の価値を下げるような失礼な事を“自分自身”にはしたくありません。
今の私の理容師としての値段は自分自身の“時間”を投資して作り上げたもの。
この世の中で誰にでも平等でお金では取り戻す事の出来ないもの。
それが“時間”です。
売っているものが商品なのか、人なのか、それだけの事にです。
職人が時間をかけて作ったものはやはり高額のお値段がつきます。
それは、その職人がどれだけ自分の時間を投資してその技術をみにつけたのか。
それがその職人の“値段”になります。
それでも私は、安いものや値引き商品は好きですが(笑)
お店側が提示している時は別ですよ(^-^)
常にお客様への施術や接客は真剣勝負です。
お客様からちょうだいした時間に見合った価値を提供できるように、当たり前ですが常に仕事は責任をもってやっております。
値段に見合った価値はお客様が決めます。
値段にふさわしい価値の提供を常に意識できる自分でありたいです。