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スポーツカーで巡る 2泊3日の東北・上越弾丸旅行 #2

2024年9月29日〜10月1日の2泊3日で、千葉の自宅から東北・上越方面へ愛車BRZで旅をしてきました。

今回は2日目の旅の様子をお届けします。
(旅の全体像、並びに1日目の様子はこちら


ゲストハウス松本亭一農舎で迎える朝

ぐっすりと眠れました。建物・部屋の落ち着いた感じも、寝心地の良いお布団も、周りの静かな環境も、どれも快適に感じられる環境でした。

2日目の朝日町は晴天。起きて身支度を整えて、せっかくなので明るくなった環境で改めて建物の内外を見てみることに。

松本亭一農舎 外観
古風な感じとオシャレな感じが混ざった雰囲気が良いと感じた。
玄関前の庭にはビオトープがあり、メダカが泳いでいた。
母家の裏側。
木々の奥に見えるのは最上川。
蔵の前。母家からそのまま建物を出ずに蔵へ行ける。
格子戸の奥は個室の「書院」
個室「書院」
個室「文豪」
上記写真 個室「文豪」の机をメインに撮ってみた。
こんな書斎で読書や作業が出来たら、最高なんだろうなと思う。
母家に戻って。
洗面所、お風呂や洗濯機、乾燥機もあり宿泊中は自宅のような過ごし方もできる。
(洗濯機や乾燥機などは有料)

お風呂や蔵の中の個室は今回使わなかったが、どの部屋・設備も大切に手入れされているのが伝わってきました。

宿を出発

今回スタッフさんは朝に来られず、そのままチェックアウトして良いとのことだったので、施錠をして2日目の旅に出発することに。

建物の雰囲気、スタッフさんの雰囲気、とても優しく心地の良い宿でした。

ありがとう松本亭一農舎。
また来たいと思ったし、周りの皆にもオススメしたいと思える宿でした!

出発前に。 
愛車BRZと松本亭一農舎との2ショット。

山形県朝日町内を回る① 
名勝 大沼の浮島・浮嶋稲荷神社

せっかく朝日町に来たのだから、朝日町の名所を見てからいくことにしました。

まずは昨夜、松本亭一農舎のスタッフさんから教えてもらった「名勝 大沼の浮島」へ向かいます。
町中からは勾配を登っていきます。

大沼の浮島へ向かう途中、「春日沼」という周りの木々も含めて綺麗な沼があったので記念撮影。

途中で見つけた春日沼。
周りの木々と水面に反射する緑が綺麗でした。

春日沼から更に、細い山道を上っていくとありました。
「浮嶋稲荷神社」並びに「名勝 大沼の浮島」です。
※舗装路が一部荒れているところがあるので、車高の低い車やエアロ装着車は注意!(僕のBRZはなんとか下を擦らずにいけました笑)

浮嶋稲荷神社
名勝 大沼の浮島

駐車場から歩いていくと、最初に「浮嶋稲荷神社」があり、更にその先の階段を下っていくと「名勝 大沼の浮島」があります。

平日の朝早めの時間帯ということもあってか、来ているのは僕一人だけでした笑
何か厳かな空気感さえ感じます。

「浮嶋稲荷神社」は県内最古の神社とされ、古来より家内安全・病気平癒・開運・武運長久の守護神として祀られているのだそう。

「大沼の浮島」は、昔から湖上にいくつもの島が浮遊していることで有名で、この島は時々によって動き場所が変わるとのこと。昔はこの浮島の動きで吉凶を占ってもいたみたいです。
大正14年(1925年)に名勝指定されました。

詳しくは、僕も参照させてもらった山形県朝日町H P 朝日町観光パンフレット 「大沼の浮島」にて↓
https://www.town.asahi.yamagata.jp/material/files/group/7/ukishimapdf.pdf


山形県朝日町内を回る② 椹平(くぬぎだいら)の棚田

棚田がある景色が好きな僕にとって、ここは来てみたかった場所でした。
(最初漢字読めなかった)

実際に見てみるととても広々とした棚田を眺められて、来てよかった!と思わせてくれる風景でした。
いくつか棚田を眺めることができる場所があるのですが、今回僕は「第2展望台」という場所から眺めました。

椹平の棚田 第2展望台にて。
少しは草むらで車高詐欺できてる?

更に北を目指す。

朝日町を見回った後は、いよいよ鳥海ブルーラインを目指します。
山形県と秋田県の境にある鳥海山は、朝日町からは約160kmほどの距離があります。

最上川沿いに国道287号線を北上し、左沢駅近くからは県道112号、国道458号、国道112号と走り、西川料金所より東北横断自動車道に乗りました。

最上川にかかる旧眼鏡橋とともに。
この橋は土木遺産にも登録されている。

因みに千葉市出発時に入れたBRZのガソリンがここで残り1/4を切ったので、この旅で2回目の給油をしました。
(千葉からここまで無給油で534km!スポーツカーにしては優秀な燃費と思うのは僕だけ?)

東北中央自動車道に乗ってからは、月山を右手に見ながら走り、途中月山ICから国道112号になった後、湯殿山ICから山形自動車道、鶴岡JCTからは日本海東北道路に入りひたすら北上します。

今回鳥海ブルーラインは秋田県側から山形県側へ抜けるルートで行くので、日本海東北道路の現在の終点である遊佐鳥海ICで降りました。

ちょうど時間はお昼時、お腹も空いてきたので国道7号沿いにある「道の駅 鳥海ふらっと」でお昼ご飯を食べました。

「道の駅 鳥海ふらっと」で昼食。
かき揚げうどんいただきました。

鳥海ブルーラインへ

お昼を食べたあとは、鳥海ブルーライン入り口(秋田県側)を目指し、国道7号をもう少し北上します。しばらく走るとナビから「秋田県に入りました」の音声が。改めて随分と北まできたものだと実感します。
(秋田県は更に北まであるわけですが)

国道7号をもう少し進んだのち内陸側へ曲がり、しばらく走ると鳥海ブルーラインが始まりました。

鳥海ブルーライン 秋田側。後ろに見えるのは日本海。
ここから山を上っていきます。


看板、標識と一緒に

前日の磐梯吾妻スカイラインと違って濃霧はないので、視界がすっきりで快適です笑

地図でみるとよくわかりますが、ヘアピンカーブが何度も続きます。
BRZのようなライトウェイトと呼ばれるようなスポーツカーにはもってこいの道だと思いました。

標高を上げていくと所々で日本海を下に望めます。

途中の展望スペース?のような場所で。

高原の駅 鳥海山鉾立(鳥海山5号目)

ここがこの鳥海ブルーラインの一番標高の高い場所かと思います。鳥海山では5号目に当たるのだそうで、登山路の入り口もあります。

看板と一緒に。
ライダーさんも多くいらっしゃいました。


レストハウスや展望台があるほか、鉾立山荘という宿泊施設もあります。

悪天候ではないものの、5号目付近は一部霧がかかっており、この日の展望台
からの眺めは、う〜ん。。。イマイチでした。

せっかくなので、レストハウスでソフトクリームを買って展望台で食べました。
(高原道路を上った時に食べるソフトクリームは格別です)

展望台に行った時は霧が多めでした。澄んでいれば奈曽渓谷が望めます。
でもソフトクリームが美味しかったからヨシ!

鳥海ブルーラインを下り、新潟を目指し出発! 
日本海東北道と国道7号線を行く

さて、ここからが本日の最長移動となります。目指す先は新潟県は新潟市中央区。
ただただひたすら、日本海に沿って走ります。

国道7号は村上市の勝木駅の近くから少し内陸側へ入る

日本海東北道〜あつみ温泉IC〜国道7号〜朝日まほろばIC〜(再び)日本海東北道〜豊栄新潟東IC〜新潟県道46号〜国道7号

…というルートで向かいました。

日本海東北道は新潟市までずっと続いているものだと思っていたのですが、あつみ温泉から朝日まほろばICまでは未成区間でした。

村上市内 国道7号もしもしピットでの一コマ。

あつみ温泉からしばらくは、国道7号線は日本海すれすれを走り海沿いの景色が楽しめますが、村上市に入ったあたりからは少し内陸に入り、これはこれで山々や田んぼの景色が楽しめました。


新潟市に到着!
今夜の宿「ゲストハウスクク」へ

新潟市に着いた頃には、日は落ちて19時半くらいになっていました。
流石は新潟駅周辺、高い建物や交通量も多く都会だな〜と感じます。

今夜の宿は新潟市中央区は古町通にある「ゲストハウスクク」さんへ。
ゲストハウスの他、夜はカウンターのある共有スペースではバーもやっています。

ゲストハウスククの入り口。商店街の中にあります。
ゲストハウスククのある古町通商店街の様子


こちらも(長屋の)古民家をリノベーションしたゲストハウスです。
こちらは昨日と違い私以外にも宿泊者がいました。

海外からのゲストも多いようで、トイレや台所などいたる所に英語表記の案内がありました。

ロビーはジブリを始め楽しい装飾がされている
廊下にはトトロが!
夜にはバーも兼ねる共有スペース(翌朝撮影)


どうやらオーナーさんがジブリ好きなのか、建物内の至る所にジブリの絵や飾りがありました。
ジブリ好きのみならず、みんなが楽しめる内装でした。

シャワールームやお手洗い、洗面所も綺麗で心地よく使えました。


今回私が泊まったのはドミトリー。
区画は上下2段でカプセルホテルのような感じです。

半個室のような感じ。ちゃんとコンセントや照明もあります。


宿の提供メニューにはクラフトビールもあるとの事で、一杯いただきました。
旅先で飲むビールは美味い!
翌日の旅の行程を確認したりながらロビーでゆっくり過ごした後、寝床につきました。

クラフトビールを1杯(1.5杯?)頂きました。
頼んだビールが残り僅かだったとのことで、改めての1杯サービスしていただきました笑

以上、2日目の様子でした。

次投稿では3日目、新潟県内のドライブと千葉への帰路の様子を書く予定ですのでお楽しみに。








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