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【Monsgeek M1】遊舎工房に行ったら自作キーボード沼にハマってたお話。
自分好みの打鍵感、打鍵音のキーボードを持つっていうのは全人類の夢だと思うんですけど(暴論)、今回はキーボードの(その中でも自作キーボードの)聖地に行ってきたよってお話です。
一応コチラの記事の続編的立ち位置になります。
良ければ最後まで読んでいってくださいね。
次にほしいキーボードについて検討に検討を重ねる
ブラックフライデーにキーキャップを買ってから、「新しいキーボード欲しい」と切実に思うようになったので、いろいろネットで探っていました。
今回狙うのは、打鍵感と打鍵音を最重視したキーボード。インスタとかで流れてくるコトコトコトコト。。。みたいな音のキーボードが欲しくてしょうがなくなりました。
そのため、
ガスケットマウント採用(音が良くなるらしい)
アルミフレーム(の方がいい音が出ると聞いたので)
ノブ付き75%レイアウト(見た目かっこいいい)
この3つは必須条件としてほしいなといった所。あとはんだ付けできないのでベアボーンでほしい。
とりあえずネットサーフィンしまくったものの、なかなかベストマッチの物は出てこないか、くっっそ高いかのどっちか。
ベアボーンで3万はね、自作キーボードの中では安いとしてもお財布的には大打撃なのよ。
一応候補かなってなったのはこの二つ。
この二つは正直結構迷いました。アルミフレームでないことを除けば条件は満たしており、YUNZIIは透明な筐体が、TH80はフォルムとノブ有りなのがとても良い。
とはいえ購入には至らず。やっぱり買うからには文句なしで欲しい奴が良いですよね。
実際に触らないと分からないこともあるよね。
他にキースイッチも新しくほしかったので、「じゃあ実際にキースイッチ大量に試せるとこ行くしかないやん」ということで仕事を早上がりして到着。
世界的にも珍しい自作キーボードの実店舗、遊舎工房さんです。
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秋葉原、というか末広町駅の方が近かったです。
少し路地の中に入っていくと突然現れます。
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店内には所狭しとキーボードが並んでおり、分割型キーボードやマクロパッド、ルブスタンドやartizanキーキャップ等の委託販売スペースまでありました(あと一回200円のキーキャプガチャもあったよ)。
TOFU2.0も置いてあったので初めて触りました。あれヤバい。音が良すぎる。
意外といろんなお客さんが店内にいて、海外ニキから赤ちゃん連れのご夫婦までいろんな人が覗きに来ていました。
後は何といってもキースイッチテスター。無料で50種類以上のスイッチが試せる機会はそうそうないので、是非遊んでください。
ちなみに、テスターはスイッチの上に透明なカバーを載せているのですが、自前のキーキャップを持っていけばスタッフさんが付け替えてくれたので、軸の換装を検討されている方は持っていくといいかも。
さてさて、こんな感じで店内ぐるぐる回って、keyballs試し打ちしたり、HHKBも置いてあったので試し打ちして「そこまでドハマりしなさそうやな~」とか楽しんだりして、最後はお気に入りの台湾まぜそば屋によって帰ってきました。
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・・・・・・・
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???
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!!!???
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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・・・気づいたら買ってましたね。というわけで開き直って購入品のご紹介です。
レビュータイム
ベアボーン:monsgeek M1
キースイッチ:Gateron Jupiter Switch Banana
しめて2万円行かないぐらいでした。安い!
一応リンク貼っておきます。
ベアボーン
ベアボーンはまさしく求めていたもの。CNCアルミニウムケース・75%レイアウト・ガスケットマウント・ノブ付き
もう完璧やないか。
しかも16,000円切るという破格のコスパ。
店舗でこれを見た時に買うならこれだとなりました。
ちなみに箱の中には付属でシリコンパッドとスタビライザーもついてました。最初箱開けた時に取り付け方意味わかんなくて後回しにしてもうたので、これは後日取り付けたいと思います。
キースイッチ
キースイッチに関しては、KeychronとGateronが提携して製作したもの、らしいです。keychron購入するときの選択肢に出てくるバナナ軸というやつですね。
これに関しては、キースイッチテスターを片っ端から全部押して、一番気に入ったやつを選びました。dulockとかfekerにも良さそうな軸があったので今度試してみたい。
バナナ軸はタクタイルフィーリング、押下圧は55gで少し重めですが指がつかれるほどでもなく、しかもスイッチ一つで約50円。とても安い。
特に軸ブレもなく、音がとても良いと感じました。
個人的には所謂”thocky”な感覚を達成できたのではと自負しております。
キーキャップは前回も紹介したこちらです。これマジで買ったの正解かもしれん。バリもなくキャップの底の部分までしっかりと2重成型されてるので本当に音が良い。
この3つが合わさると、
PBTキャップを底打ちさせたときに鳴る温かみのあるコトコトとした音
アルミケースからなる無機質で少し高い金属音
タクタイル軸の滑らかな動作音
が生まれて最高です。個人的にはタクタイル軸に触覚フィードバックが明確にあるおかげで、「自分がこの音を出しているんだな」という実感がわきやすい点もとてもお気に入りです。
最後に
もはや引き戻せないほど沼に入ってきてしまったような自覚がありますが、しばらくはこのキーボードを楽しんで、付き合っていきたいと思います。
皆さんも「1から自作するのはハードル高いなぁ」と思ったら、ベアボーンを探してみても良いのではないでしょうか。
そして迷ったら1度遊舎工房を訪れてみてはいかがでしょうか。そこにはきっとあなたの相棒が、手に取られるのを今か今かと待ち望んでいることでしょう・・・。
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