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誰しも「有能」であり「無能」である

転職を7回も経験して気づいたことがある。

優秀な人間としてもてはやされる職場もあれば、何をやってもうまくいかない職場がある。

誰しも経験したことがあるのではないか?

学生時代のスポーツ、勉強、習い事などなど・・・

「今までのクラスでは一番だったのに」
「前のチームではちやほやされたのに」
「中学までは常に1位だったのに」

これを社会人に当てはめると。

「今までの職場では優秀な人間として重宝された」
「異動したら仕事がうまくいかない」
「転職したら自分の力のなさを実感した」

一度くらいは経験したことがあるのではないか?

今の環境で「何をやってもうまくいかない」と壁にぶち当たっている方は、一度環境を変えてみることを強くおすすめする。

製造業ではフットワークが軽く、パソコンに強いと思っていた私だが、IT系のスタートアップに転職したときにぶちのめされた。

ハードスキル、ソフトスキル共にカルチャーフィットしなかった。

20代ならまだしも、アラフォーで即戦力として活躍できないのなら、迷惑を掛けるだけなので試用期間中(1ヶ月半)に見切りをつけて辞めた。

たとえ話でよく使うのだが、会話のキャッチボールや歩幅が合わない感覚に陥っているときは、自分がその職場でマッチしていない可能性が高い。

「今までうまくいってたのに」と、過去の実績や経験が覆されてしまうことが転職などでは結構あるのだ。

IT系スタートアップで改めて自分を見つめ直し、流行物に飛びつくのではなく、長きにわたり在籍してきた製造業に戻ることにした。

お陰であっさりと半年の試用期間を終え、ゆるりとした時間を過ごしている。

試用期間中に新規事業を担当したり、プロジェクトのメンバーに選出されたりと、いわゆる「有能」側の人間として扱っていただいている。

人間誰しも有能であり無能なのです。

大事なのはどこで働くか。

野球選手にサッカーをやらせてもダメ。

サッカー選手に野球をやらせてもダメ。

好きだからうまくいくのか?

そうとも限らないのである。

もし今、自分を無能と思っていたり、無能扱いをされていると感じたら、働く環境を変えてみましょう。

誰でも輝ける場所は必ずあります!

有能な人、無能な人のタイプは大きく分けて4つ

職場を眺めると、色々なタイプの人間がいることに気づかされます。

自分がどのタイプか?考えながら読んでみてください。

有能な働き者

読んで字のごとく、結果にコミットするシゴデキってやつですね。

仕事の成果も出せて、フットワークもあるいわゆる仕事人間。

指示を出さなくても積極的に動くので、管理職の下でバリバリ働く中間管理職や現場のリーダーに多いタイプです。

このタイプの下で働くと圧倒的に成長しますが、その分疲れます。笑

今思えば、20代前半にこのタイプの先輩の下で働けた経験は財産ですね。

無能な働き者

これが結構やっかい。

いや、相当やっかいだ。

戦場で一番先頭に立ってはいけないタイプ。

間違った判断にも関わらず、やる気があって積極的に動くのでトラブル製造機。

過去、同僚にいたのですが、同い年で同期入社ということもあり、意識されて非常に面倒でした。

やる気があるのに結果が出ない。

誰がどう見ても、向いていない仕事ばかり積極的に手を挙げていたんですよね。

無能な怠け者

このタイプは非常に分かりやすい。

言われたことだけをやるタイプですので、工場では一番多かったです。(厳密には仕事を選ぶ)

求人票に「積極的な人」「セルフスターターな人」と書いてあれば、そういったタイプの人間が少ないということ。

ある意味、工場で言われたことだけこなせる人間は優秀なんですけどね。(品質、安全の面から)

工場では言われたこともできない人が本当に多いので・・・

有能な怠け者

自分で言うのもなんですが、私はこのタイプを目指しています。笑

「仕事を効率よく終わらせてサボる!」
「無駄なことはやらない!」
「定時で帰る!」

まさにこんなスタンスで仕事をしています。

無駄を避け、自分がやらなくていい仕事は周りに振るといった工夫をしています。

ただし、緊急事態やピンチのときには積極的動きます。

物事の優先順位をつけるのが得意なので、オン・オフを適切なタイミングで切り替えます。

有能な怠け者は、自分は何が得意で何が苦手かを理解しているので、ある種苦手なことは捨てる勇気があります。

皆さんも私と一緒に有能な怠け者を目指しませんか?

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