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リストラのリスクはあるけど大企業が無難じゃない?という話
ここ最近、日産やフジテレビといった超有名な大企業が世間をにぎわしている。
「やっぱり大企業でも安心できないよね」
「リストラのリスクがあるよね」
「中の社員はのんきなものだ」
なんてポストをTwitterでも見かける。
確かに言わんとしていることは分かる。
だがしかし。
それって中小零細企業でも同じだよね?
もちろん、イケイケなスタートアップも。
「中小企業は普段から安心できないよね」
「中小企業は会社自体がなくなるリスクがあるよね」
という感じ。
私は町工場、中小企業、スタートアップ、大企業、さらには一人親方の職人の世界も経験してきました。
どこも何かしらのリスクは背負っているんですよ。
どこの会社で働こうが「次がある」人が結局のところリスク分散の意味では安心なんです。
クビになっても次がある。
本業の収入が途絶えても副業の収入がある。
これこそが本当の安定ではないでしょうか。
そうすると、消去法でなんだかんだ大企業が無難じゃない?って話です。
日産やフジテレビなんて、私のような低学歴の人間が簡単に入れるような会社ではないです。
働いている人は新卒・中途含めてさぞかし優秀な人たちでしょう。
そんな人たちが本業以外で収入を得ていたり、次を見据えた転職活動をしていれば、何も心配することはないでしょう。
大企業のネームバリューもあれば、職に困ることは案外ないのではないでしょうか。
私自身が地元で有名な会社に勤めていたこともあって、なんだかんだ会社のネームバリューの強さを知っています。
「なんで辞めちゃうんですか?」と必ず聞かれます。
ただし、会社のネームバリューにこだわっている人、本業1本で定年まで勤めようとしていた人はハードモードかもしれません。
ただ、それって大企業じゃなくても言えますので、Twitterでぴーぴー言っている人たちはただの妬みのように見えますね。
繰り返しになりますが、リスク分散をせずに「オレは大丈夫」「流石に潰れはしないでしょ」と高を括っている人は要注意。
定年を見据えて長く勤めるにしても、その会社でどんな経験を積んだいるのか、他の会社でも活かせるのかがポイントなのです。
自分の子供たちにアドバイスするなら、大企業はなんだかんだ無難だよと伝えますね。