私の「星地巡礼」001
■001 明石市立天文科学館
9月は稲刈りシーズンですが、生育状況によって稲刈りの日程が決まるため、9月中は旅行などの予定を入れることができません。
今年は夏の猛暑と晴天続きだったため、9月の第1週で完了いたしました。
16日~18日の三連休。
せっかくの三連休なのに予定が何もないのは、もったいないなぁと思い。
中日の17日に日帰りでどこかへ行きたいなぁ……と、企み始めました。
そんな中で000で書いた「星地巡礼」をしようと思い立ち。
じゃあ、1回目は「原点」にしよう!と決めました。
「原点」とは。
通常ならば、「初めて行ったプラネタリウム」だったり、「日本で最初にできたプラネタリウム」なんかを選ぶかと思います。
「初めて行った」は、2ヶ所のうちどっちだったか覚えていないのですよ。
「日本初」は、実は10月末に行く予定にしているので、今回は外す。
そうなったとき、「やっぱり、ここかな?」と思ったのが、兵庫県の明石市立天文科学館でした。
ここは、「稼働しているプラネタリウムで日本最古」のカール・ツァイスがいます。
ようし、レッツゴー!
明石市立天文科学館には過去に何度か行ってますが、だいたいは大阪泊で行くので、科学館を見た後はすぐに大阪市内に戻っていました。
せっかくなら今回は明石城も回ってみようかな~と。
(百名城スタンプも集めていたりします/笑)
確認していたら、どうやら私が行こうとしている日は、姫路で「お城EXPO」が開催されており、明石城もそこで限定御城印を販売する……と!
え、なんですって?
それは、姫路城にも行けってことですか……。
移動行程の見直しをして、姫路にも回る「旅のしおり」を作成。
朝も予定より1本早くして、帰りも1本遅くする。
三連休だから、翌日1日休めるから、多少の無理も大丈夫かな?
先に姫路へ行き、そこから戻る形でJR明石駅へ。
科学館最寄り駅は山陽電鉄の人丸駅になりますが、明石城はJR明石駅が最寄りとなります。
駅のホームからも目の前の明石城の石垣や櫓が見えています。
ちょうど、櫓の公開もやっていましたので、そちらも巡り。
ぐるりと回って、科学館のほうに向かいました。
さて。本命の明石市立天文科学館。
プラネタリウムの上映時間まで少しありましたので、タワーの展望台へ。
この日は明石海峡大橋もくっきりと見えておりました。
こちらの科学館はプラネタリウムも有名ですが、もう1つ。
「子午線」でも有名です。
日本の標準時となっている東経135度の子午線上に科学館が建っています。
館内には「ここが子午線上ですよ」なラインも引かれているので、記念撮影している方も多いですね。
プラネタリウムのプログラムは、「太陽と月の伝説」でした。
世界中にある太陽や月にまつわる伝説を集めたもの。
勢いあまってやってきたのですが。行ってから知りました。
来月のプログラムが「プラネタリウム誕生の物語」でした……。
(2023/10/21がプラネタリウム誕生100周年の記念日だそうです)
明石のプラネタリウムが有名な理由は「稼働しているプラネタリウムとしては、日本最古」であることです。1960年の科学館設立時から動いているカール・ツァイスⅡ型。昔ながらの鉄アレイ型の厳つい形が、私にとっては「これぞ、プラネタリウム!」です。
観終わってから、ロビーでスタンプを押したりなどしていたところ。
パネルに「全国プラネタリウムマップ2023」というのが貼ってありました。
え? こんなリストがあるの???
と、売ってないのかしら……?と見ていたら。
隅っこに「月刊星ナビ2023/10月号特別付録」なる文字が。
10月号ってことは、まだ書店に行けば売ってるか?
じゃあ、あとで買いましょう。
星の余韻とともに、帰路につきました。
ありがとうございました。