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往復書簡 半年以上文章をまともに書いてなかった

とんでもなく間が空いてしましましたがこの往復書簡を忘れたことはありません。
半年以上まともに文章を書くことから遠ざかっていました。
理由も理屈もわからん。ただ自分の中から外に見せたいと思うものが何も出てこなくなったのだ。
30歳目前にして羞恥心がピークに達したのかもしれない。
自分の思ったことを文章にすることに関して個人的に二重の恥が現れる。
第一に自分の稚拙で極めて自分本位な考え方を晒すことの恥。
第二に考えを人様の読めるような体裁にまとめられない乏しい文章力。
何か文章を書くとこの二つの恥が晒されてしまう。
自分の浅はかさと未熟さが30歳手前にして突如、それも急激に恥ずかしくなってしまったのだ。
そんな半年を過ごしていた。

4月でついに30歳になった。
実は30歳になる数週間前に前述したような羞恥心がスッと消えて無くなった。
30代になっても何もできないじゃないか。でもそれだっていい。だって、俺は30年生きれたんだから。
生きることを毎日達成することにした。
ただ生きていることの羞恥心に心を潰されて過ごした地獄の日々が急にバカらしくなった。
もう未来の自分に期待しないことにした。
期待は他人にしない性分だけどどうやら俺は生まれてこのかた常に未来の自分に大きな期待を抱き、プレッシャーをかけていたのだ。

これからは1日1日を生きる。
絵を数年前に描き始めたのはこのための布石だったのかもしれない。
1日1日をどう生きるかという問いには、美しいものを観察し、自己の体内で生成し直して表現するものを絵として描き続けられる。
力を抜いて生きていこうと思う。

最後に、次の返信は来年の抱負を教えて下さい。

https://note.com/sicroc/n/nb790daadcb9f?magazine_key=mc7a4fe27d6d3

この問いに答えるには遅すぎるかもしれないが、今年はポストコロナなので日本に一回帰れるようにしたいなぁというのが抱負です。


しいたけさん、次に旅行で行きたいまたは行こうと思っている場所を教えて下さい。


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