【吃音の治し方 第二弾】どもる、スムーズに言葉がでてこないときの「メロディートレーニング」
今回は、吃音の治し方についてお届けします。
前回も下記の『吃音解消法』という動画を配信いたしました。
・素晴らしい!まら吃音の治し方やってください!
・治したかったのでマジでありがたいです!
・小学生にときに発表でどもってしまい、友達に馬鹿にされたのがすごく悔しかったです。ぜひ練習していきます!
というコメントをいただきました。
みなさま、本当にありがとうございます(^-^)
今回は第二弾です。
どもったり、スムーズに言葉が出てこない方が、少しでも前に進めるようなトレーニングメニューをご紹介いたします。
吃音の解消はスキルとフィジカル
吃音症を解決するとき、滑舌や発声など、そういった話すスキルを強化することは大事だと思いますが、我々はフィジカルもセットで考えます。
フィジカルとは「体の使い方」です。
どもったり、言葉が上手くでてこないときは、体は硬直状態にあることが多いです。固まっています。
これは連発性の場合も、難発性の場合もです。
呼吸は浅く、正しい息の流れができていません。
姿勢もよくないことが多いです。
それらは全て体の使い方で改善できます。
言葉を発するとき、「スキル」と「フィジカル」は両輪のようなも。
そこで今回は、話し方のスキルとフィジカルの専門家をお呼びしております。
モチベーション&コミュニケーションスクール大阪会場の佐々木宣代(ささき・ひさよ)講師です!
佐々木講師は、ボイストレーニングのチーフインストラクターと、セラピストという体のメンテナンスを合計16年間、7,000回近くセッションを実施している専門家です。
メロディトレーニングで吃音解消
佐々木講師:よろしくお願いいたします!
桐生:今日はどんなトレーニングを実施していきますか?
佐々木講師:今回はメロディートレーニングを実施いたします。吃音でお悩みの方も、歌にするとスラスラ言葉が出てくる傾向にあります。
桐生:普段の言葉だと、言葉が出にくかったり、詰まったりすることも、メロディがついていると自然に言葉が出やすいんですね。
佐々木講師:そうなんです。メロディがついていると、メロディにそって声を出せばいいので、いつもより声が楽に出せるんです。まるで鼻歌を歌ように自然に言葉が出てきます。
桐生:田中角栄元総理はもともと吃音だったのですが、浪曲で吃音を治したとう話を聞きます。田中元総理の選挙演説は圧巻でした。
バイデン大統領も元々吃音だったのが、詩の朗読で治したという話も聞きます。
佐々木講師:そうなんです。無理やり声を出そうとせず、何かに合わせて声を出すほうが息も正しく流れるんですね。
今回は、最初に「ナナナ」という言葉を使ってメロディを歌っていきます。
次に、実際に言葉を当ててメロディを歌っていきます。
最後に、メロディなしで普通に話していただきます。
桐生:例えば、自己紹介の文面を用意して、
ステップ1:最初はナナナ♬のメロディで、
ステップ2:次に自己紹介の文面をメロディつきで、
ステップ3:最後にメロディナシで話す
みたいな感じですね。
佐々木講師:そうです!
自己紹介以外でも、何か大勢の前で発表するとき、プレゼンするとき、そういうときは文字を起こすと思うんです。
そのときも、
ステップ1:最初はナナナ♬のメロディで、
ステップ2:次に文面をメロディつきで、
ステップ3:メロディナシで話す
これをやるとスッと言葉が出てきやすいんです。
桐生:これはすごいですね!さっそくやってみましょう!
佐々木講師:それでは今回は、桐生さんのプロフィールを使用しながら、トレーニングを進めていきたいと思います。まずは普通にプロフィールを読んでみてください。
桐生:1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手で…
佐々木講師:はい、ありがとうございます。この読んでいただいた2行を、ちょっとずつ区切っていきます。今から区切っていくところを息継ぎのところとだと思ってください。最初に読んでいただいた1978年生まれのところにメロディをつけていきます。
佐々木講師:ナナナで私が歌ってみますので、後で真似してみてください。
♪1978年生まれ(←これにナナナとメロディーをつけています)
はい、歌ってみましょう。
桐生:だんだん楽しくなってきました!これは正しいメロディで話せているかが大事なのではなく、メロディは間違っていたとしても、とにかく息を流すことが大事なのですね!
この後もトレーニングが続きます。
実際に実施しているところ見ていただくのが一番よいと思いますので、ぜひ下記、動画にて実際のトレーニングをお楽しみください(^-^)/
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【モチベーション&コミュニケーションスクール】
コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー
【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方(PHP研究所)
◎「話し方の正解」~誰とでもうまくいく人の55のルール~(かんき出版)
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
【モチベーション&コミュニケーションスクールSNS】
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