【緊張しない会話】焦って呼吸が乱れる前にやるべき「3選」
今回のテーマは「好きな人の前でアガってしまう…どうする?」です。
こちらのnoteは恋愛をテーマにしたものではなくビジネスチャンネルですので、「恋愛での会話テクニック」的なものはお伝えできませんが、アガらずにリラックスして話せる方法は、過去の記事でたくさんアップしてきました。
普段、弊社のセミナーはビジネス系のセミナーのみ開催しておりますが、講師とのマンツーマンのレッスンでは、
□好きな人の前だとあがってしまう…
□緊張して早口になってしまう…
□何を言っているかわからなる…
□逆に黙り込んでしまう…
という相談は、実はたくさんあります。
そのときも必ず触れるのが「呼吸」です。
落ち着いて話す方法、リラックして会話するコツは色々ありますが、大前提は呼吸をコントロールできるようになることです。
なぜなら、自律神経の整えるのに、自らの意志で唯一コントロールできるのが呼吸だからです。
呼吸だけが唯一コントロールできる
緊張は、自律神経の乱れから起こります。
自律神経には、緊張したときに優位になる交感神経と、リラックスしたときに優位になる副交感神経があります。
緊張すると、発汗したり、脈が速くなったりと、交感神経が優位になります。
あなたはこれらを自らコントロールできますか?
「緊張するな!」「汗よ止まれ!」「脈よ遅くなれ!」
そういっても、できないですよね。
でも、呼吸はどうでしょう?
緊張で呼吸が速くなったとしても、呼吸は自らコントロールできますよね。
ゆっくり息を吐いたり、吸ったり。
深呼吸もできます。
緊張で交感神経が優位になっているときは、副交感神経を優位にしてリラックスモードに入りたいわけです。
そのときに、深い呼吸ができるようになるとリラックスモードに入れます。
唯一コントロールできるのが呼吸ですから、呼吸を極めたいわけです。
それも踏まえ、緊張しそうなときの呼吸の仕方についてお伝えしていきます。
「好きな人にこう話すとモテますよ」といった恋愛における会話のテクニックではありませんのでご了承ください。
緊張しそうな相手と会うときは
緊張改善は事前が9割です。
つまりコンディションづくり。
できるだけリラックスした状態を、予め作ってから会話に臨むこと。
緊張してからアタフタしても、できることはそんなに多くはありません。
よくリラックスできる呼吸の仕方をこちらのnoteやYouTubeで展開してきました。
落ち着いて話せる呼吸は、やはり「腹式呼吸」です。
聞いたことがある方もたくさんいらっしゃると思います。
実際にお腹に空気が入るわけではないのですが、お腹に空気が入ったような感覚になります。
ポイントは横隔膜です。
①横隔膜が下がる
②肺が広がる
③たくさん息が吸える
④呼吸が深くなる
⑤リラックスモードに入れる
こういったメカニズムです。
過去にも腹式呼吸に関して色々述べてきましたが、「今一つわからん」という方もいらっしゃいます。
そこで、私は考えました。
これならば誰もが必ずできる!腹式呼吸
です。
3つご紹介します。
ぜひ動画でもご確認ください。
これなら誰でもできる!腹式呼吸のやり方
焦って呼吸が乱れる前にやるべき「腹式呼吸のやり方3選」
いきます。
①つめ:肋骨を意識した呼吸
1、肋骨に手を入れます
2、少し前かがみになります
3、そのまま息を吸ったり吐いたりします
これで完全に腹式呼吸になります。
ぜひ動画も見ながら試してみていただきたいのですが、こうすることで横隔膜が下がり、お腹が膨らみ、たくさん空気が入ってくる感覚になります。
②つめ:肩甲骨を意識した呼吸
1、手を後ろで組みます
2、肩甲骨を外旋して下制させます(広げて下げます)
3、そのまま息を吸ったり吐いたりします
これも勝手に腹式呼吸になります。ぜひ実施してみてください。
③つ目:手のひらを意識した呼吸
まず手をパーにして、息をしてみてください。
どこに息が入りますか?
きっと胸あたりが膨らむと思います。
これは腹式呼吸ではなく胸式呼吸といって、よくない呼吸です。
息があがっているときなんかにゼェゼェする呼吸です。とても浅い息です。
では、今度は手をグーにしてください。
今度はどこに入りますか?
きっとお腹に入ると思います。
実際お腹に空気が入っているわけではないのですが、手をグーにすると横隔膜が下がるんです。
すると肺が広がり、たくさん息が吸えるため、お腹が膨らむ感覚になります。
手をグーにして、深い呼吸を10セットくらい行ってみてください。
きっと落ち着いてくるのがわかります。
ぜひ動画でも落ち着いて話せる呼吸を学んでみてください!
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【モチベーション&コミュニケーションスクール】
コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー
【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方(PHP研究所)
◎「話し方の正解」~誰とでもうまくいく人の55のルール~(かんき出版)
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
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