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【イラッとされない】指摘をするときに気をつけたい3つのポイント
今回のテーマは、「イラっとされない!相手を指摘するときに気をつけたい3つのポイント」です。
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・相手に嫌われたくないから、なかなか指摘できない…
・変な言い方をして、問題になったらどうしよう…
・「それパワハラです!」と言われないだろうか…
こういったことが心配で、言いたいことがあっても『指摘するのをやめておこうかな』と躊躇したり、『どんな言い方をしたらいいだろう…』とモヤモヤしたりすることがあるかもしれません。
ただ、指摘することはとっても大事です。
「指摘」を辞書で調べると、大切なことや注意しなければいけないことを取り上げて具体的に差し示すことと出てきます。
例えば、同じミスを何回もする人がいたら、その人はその業務の大切さをまだ理解できていないのかもしれません。単純に業務自体が理解できていないのかもしれません。
指摘の意味の通り、大切なことや注意しなければいけないことを取り上げて具体的に差し示す必要があります。
そのときに、変な伝え方をしたり、ちがう意味で捉えられると、人間関係が炎上することがあるので、やはり指摘の仕方は重要。
ということで、今回は指摘をするときに工夫すべき3つのポイントについて具体的にお伝えします。
3つのポイントとは、以下3つです。
・ポイント①:指摘のジャッジ
・ポイント②:指摘の仕方
・ポイント③:指摘のフォロー
ポイント①:指摘のジャッジ
ポイント①:指摘のジャッジとは、「それは本当に指摘すべきかどうかを判断する」ということです。
本当に指摘すべきことなのか?
例えば、部下にパワーポイントで資料を作ってもらったときに、1mm文字がずれているのを発見して、指摘したいとします。
その瞬間です。
それは何のために指摘するのか?
という話。
「私は几帳面なので1mmのズレも許せない」「ビシッと揃ってないと気持ちが悪い」
だから指摘をしたいということかもしれません。
また、部下に良い資料を作成できるようになってほしいから、指摘したいのかもしれません。
はたまた、良い資料を作れるようになるには、現状はそんな細かいことを気にせずに、ちゃんと自分の意志を込めた資料が作成できていればOKとする。だから、今回はあえて指摘しないという選択肢もあるかもしれません。
自分と価値観が合わないから指摘したい。自己満足を満たすために指摘したい。
単純に自分のために指摘したいなら、その指摘は1回立ち止まってもいいかもしれません。
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指摘されるほうは、そんなにいい感情を抱きません。
「指摘されるのが大好きです!」という人はあまりいないわけで、誰だってできれば指摘されたくない、それが常です。
指摘は、自分の欲を満たすためではなく、相手に良くなってもらいたい。
もしくはチーム全体が良くなってもらいたい。だから指摘するわけですよね。
指摘するときは、「自分軸ではなく、相手軸で」
本当に指摘すべきことなのかどうか?少しだけ立ち止まってジャッヂする。
これがファーストステップです。
ポイント②:指摘の仕方
そのうえで、ポイント②指摘の仕方。
どんな言い方で指摘するといいか?
指摘される方は、『何か攻撃される…』とか『自分を否定される…』という思いに駆られる人も多いでしょう。
だから、いきなり指摘されると、相手は身構えることができず、突然攻撃を食らって、心に強い衝撃を残します。
では、どのように指摘するといいか?
衝撃を緩和させる方法があります。
プリフレームです。
プリフレームとは、心理学でいう短い適切な前置きのことです。
つまり「今から指摘しますよ」と、あえて宣言しておくこと。
具体的には「今からひとつ指摘させてもらっていい?」と言っておく。
これだけ。
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「こんなこと言ったら、気を悪くするかもしれないけど」
「この機会に、ひとつアドバイスしてもいい?」
と言われると、相手はちょっと構えます。
構えてもらってから、指摘を打つ。
そうすると相手が感じる心の衝撃が変わってきます。
衝撃を和らげるという意味であれば、どんな雰囲気で伝えるかも大切。
怖い顔で指摘されたら、相手はそれこそ恐怖です。低い声、暗いトーンで指摘されると、相手はドキッとして怯えます。
指摘するときは、明るく軽快にいきましょう。
「あそこ間違っていたよ。今回で3回目だよ」と明るく、笑顔で伝えるぐらいでちょうどいいかもしれません。
「今回で3回目だぞ!どうするんだ!」なんて指摘されたら、言われた方はきっと心を閉ざすでしょう。
目的は、自分のうさを晴らすことではなく、相手に動いてもらうこと。
怒り心頭で伝えるよりも、指摘するときほど明るく朗らかに伝えてあげると、相手の心も開きやすくなります。
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ポイント③:指摘のフォロー
ポイント③は指摘したとのフォロー。
これが一番大事かもしれません。
相手が指摘を受け入れてくれたら、「今日こんなことを指摘させてもらったけど、いつも頑張ってくれてありがとね」とフォローを入れる。
「今日はちょっと細かいこと言ったけど、いつも努力してくれて感謝しているよ」と。
ダニエル・カーネマンが提唱されている「ピークエンドの法則」があります。
これは、物語はピークとエンドの印象が一番残るという法則です。
映画でもドラマでも、一番盛り上がるところとラストが記憶に残ります。そういう意味で、やはり終わり方は大事。
これは先ほどお伝えしたフォローで終わることと共通しています。
「いつもありがとね」「おかげさまで〇〇ができるようになったよ」「大変なことがあったらいつでも言ってね」
と、フォローして終わる。
指摘のラストが、励ましやエールとして相手の記憶に残るなら、相手のアクションは確実に好転するでしょう。
動画でも「イラっとされない。指摘するときに気をつけたい3つのポイント」をお伝えしています。
文字ではなかなかフォローできないところを動画で解説しているので、ぜひご視聴いただき学びを深めてみてくださいね!
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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
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