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コミュニケーション能力低い人がやりがちな行動4選

今回は、

Q:「コミュニケーション能力の低い人が、やりがちな行動ってありますか?」

というテーマをいただきました!

ぜひ、回答させていただきます。

当スクール(モチベーション&コミュニケーションスクール)では、コミュニケーションとは「互いを分かち合うこと」と定義しています。

「私はこんな考えを持っています。あなたはどんな考えをお持ちですか?」「方向性がいっしょですね。では、一緒にやりましょう!」と、互いを分かち合い、色んなことを成し遂げていく。

面接もそうですね。「私はこんな人間です」と自己PRし、企業側も「当社はこんな会社です」とお互いを分かち合い、合致すれば「いっしょにやっていきましょう」となりますね。

恋愛でも、「最近、田中さんとお付き合いすることになりまして〜」→「田中さんって、どんな人なんですか?」→「いやぁ、よく知らないんです」ということはないですよね。必ずお互いを分かち合ってからお付き合いすることになると思います。

この分かち合うやり取りがコミュニケーションです。

コミュニケーション力の低い人とは?

分かち合う能力の高い人は、コミュニケーション力の高い人。

逆に、分かち合いを阻害する行為をたくさんやっている人は、コミュニケーション力の低い人。

と定義できます。

では、分かち合いを阻害する行為とは何でしょう?

4つご紹介いたします。

分かち合いを阻害する4つの行為

人は日常のコミュニケーションにおいて、互いの情報をどのように交換しているか。大きくは以下の4つです。

①聞くこと

②質問すること

③フィードバックすること

④話すこと

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①聞くこと

これは文字通り、聞くことですね。

「いま、商社で働いています」→「そうなんですね~」とお話を聞く

②質問すること

「ちなみに勤務地はどちらですか?」と質問する

③フィードバック

「丸の内なんですね!おしゃれですね~」とフィードバックする。

フィードバックとは返答や評価です。

④話すこと

「私、門前仲町なんです。近いですね。今度ランチでもしませんか?」と話す。

聞くこと・質問することは、受信系で、

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フィードバックする・話すは、発信系です。

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会社、お客様、友達同士、この受信と発信を繰り返し、コミュニケーションを行っているわけです。

この4つをやらない人は、分かち合うことができないので、コミュニケーションが取れないということになります。

コミュニケーション力の低い人がやりがちな行動4選

①人の話を聞かない

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話しているのに完全に無視。聞いてはいるけど無反応、上の空。これは確実に嫌われますよね。

相手は分かち合おうとしているのに、それを遮断するわけですから、意志の疎通が図れません。

②質問しない

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例えば、上司から「これお願いね」と言われたとします。部下が「はい」とだけ返答して、上司は「わかっているのかな?大丈夫?」と聞いても「大丈夫です」と言う。

しかし、一向にものが上がってこない。上司から、「あれ、どうなっている?」と聞いたら、部下は「まだやっていません。いつまでにって言われていなかったんで」と。

たしかに、上司の指示の出し方もよくないかもしれません。ただ、コミュニケーションが取れない方は極端に質問が少ない傾向にあります。

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質問がないと、相手は心配になります。

たくさん質問しすぎて「そのくらい自分で考えて」と言われることもあるかもしれませんが、

まったく質問しない VS たくさん質問する

たくさん質問するほうがコミュニケーション回数が多くなるので、熱意も伝わってくるし、誤解も減ります。

③フィードバックしない

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「あのお客さん、門前払いで全然契約取れなかったんだけど、10回目の訪問でようやく契約取れたんだよ!」→「へぇー」

これだけだと淋しいですよね。

「おお、すごいな!」「10回もチャレンジしたの!その鋼のメンタル、俺もほしいわ~」など、フィードバックがあると嬉しいです。

例えば、誰かが発表したとします。

それに対して「田中さん、どう思いますか?」→「特にありません」では、コミュニケーションなりませんよね。

考えを分かち合ってもらいたいのに、全然発言してくれかなかったら、これも心配になります。

④まったく話さない

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自分の考えを話さなかったり、自分自身のことも話さない。

「◯◯さんって、謎ですよね」とか、「何を考えているかわからない」と思われてしまいます。

または、「話しているけれども、言っていることがよくわからない」となると、話が伝わないので上手くコミュニケーションが取れません。

【今回のまとめ】

全員とコミュニケーションを取らなければならないとは思っておりません。これだけの人が世の中に生きています。中にはコミュニケーションを取らなくてもいい人も存在すると思います。

ただ、問題なのは、分かち合いたいと思っているにも関わらず、コミュニケーションを阻害する行為を行っているケースです。

それが、

人の話を聞かない、質問しない、フィードバックしない、話さない

ということでした。

これは毎日行う行為です。すぐに見直すことができます。

中には、「コミュニケーションを取りたくても取れない」「コミュニケーションを取るためのモチベーションが湧いてこない」という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、大丈夫です。

聞く、質問する、フィードバックする、話す

すべてうまくいく方法論があります。しかもカンタンなものばかりです。ただ楽ではありません。慣れるまでは。

ぜひ、みなさんが習慣化できるよう、これからもコミュニケーションに関する具体的なメソッドをお届けしてまいります。詳細は動画にて!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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