プレゼンで絶対にやってほしい!話し方「5つの極意」
先日、プレゼンの講義を実施させていただいたんです。オンラインで400名の方にご参加いただきました。
そこでお伝えしたのは「プレゼンの5つの極意!」です。
今回はそれを一気にお届けいたします。
当社は、過去1万回、セミナー・研修を実施してきました。その中で、「これだけは死ぬほど意識している」というプレゼンのポイントがあります。
本当に簡単なんです。
でも、ほとんどの方がやっていない。
おそらく、今日の内容を実施していただくだけで、まるで別人がプレゼンしているくいら変わります。話している風景を自分で撮ったら、きっとすぐに変化がわかります。
5個全部とはいいませんので、ぜひ1個でも取り入れてみてくださいね(^-^)/
①とにかく明るくないと
学校の標語みたいですが(笑)、でも大切。
とにかく明るくないとダメです。
プレゼンするときに、無表情・無反応で、暗~いプレゼンをしていると、もうその時点でシャットウアウトされます。
「そんな人いるの?」と思われるかもしれませんが…意外と多いです。
どのくらい明るくすればいいか。
これは、いつも我々のセミナーや研修の中で体感していただくのですが、
まず、いつもの2倍くらいの動きと明るさで話してもらいます。
そして聞き手にチェックしてもらいます。
話し手は、「ちょっとやりすぎでした?」と言いますが、聞き手からすると「ぜんぜん!まだ明るくていいくらいです」と返ってきます。
そしてもう1回実施してもらいます。「まだまだ明るくてもいい」。
更にもう1回。合計3回くらいで、聞き手からするとちょうどよくなります。
「ちょっと恥ずかしいかも」「こんなにやったらドン引きされるのでは?」くらいやると、聞き手からは「かなりいいです!」「楽しさが伝わってきました!」と言われるようになります。
②タイトルとメリットを提示する
プレゼンするときって、まずタイトルを言いますよね。
「今日は◯◯のプレゼンをします」と。
その後が肝心です。
実は、いきなり内容を話しはじめる人が多いです。でも、プレゼンするときを思い返してみてください。
「よっ!待っていました!早く聞かせてちょうだい!」という聞き手はほとんどいないですよね。どちらかといえば「今日は何の提案?」とか、営業なら「早く済ませてくれないかな」と。
つまり、聞き手が興味満々なんていうことはほとんどないということです。
だから、冒頭に「このプレゼンを聞くメリット」を絶対に入れないといけません。つまり、聞く気にさせるということ。
例えば、グルタミンというアミノ酸を紹介するとしましょう。なんだか難しそうな話ですね。いきなり詳細を語り出したら、聞き手は興味を失い、その時点でプレゼン終了です。
なので、こんな具合で導入していきます。
「グルタミンって聞いたことあります?体内にあるアミノ酸なんですが、これが不足すると、まず圧倒的に風邪を引きやすくなります。そしてすぐに怪我をしやすくなります。且つ、毎日のストレスに本当に弱くなります。グルタミンは体を補強する守護神なんです。これを一粒で取れるサプリがあるのですが、3分だけお時間いただいてもよろしいでしょうか」と。
ちょっと興味が出てくると思いませんか。プレゼンのタイトルとメリットは2個イチセット。これが2つ目。
③コミュニケーションを取る
これも本当に大切。
話し手と聞き手がコミュニケーションを取ること。
例えば、人前でプレゼンするとします。
一方的に伝えられると眠くなりますよね。学校の授業でも、ずっと話を聞いているのは相当きつい。
逆に、コミュニケーションを取るように話せば、聞き手の人は寝ている暇がなくなります。
どうやって聞き手とコミュニケーションをとるか?
よく使うのが1人質問です。
人前で話すとき、「これどう思います?」「すごくないですか?」「見たことないですよね?」「こんなことあります?ないですよね?」と、実際に答えてもらうわけではないのですが、質問を投げかけます。
すると、空間の会話がはじまります。まるで話し手と聞き手が会話しているかのように。
手をあげてもらうのもいいですね。例えば、「月に1冊は本を読むという方、いらっしゃいますか?」と聞く。
たくさん手が上がったら、「今日は意識高い方が多いですよね。そんな意識が高い方向けに、特別なお話をご用意しました」と言うのもいいですね。
手が上がらなかったら、「今日は本3冊分の価値をご提供しますので、ぜひ楽しみにしてくださいね」と言ってもいいです。
聞き手と会話している感じが出てきます。
※残り2つの極意ももぜひ動画にてご確認ください~!実演形式でお届けしておりますのでお楽しみに(^^♪
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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
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