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もう報連相で注意されない!3つのチェックリスト

今回のテーマは「報連相ができない人必見!3つのチェックリスト」です。

ビジネススクールを運営していると、よく受講生から、
・上司から報告がないと注意される…
・もっとこまめに連絡してほしいと指摘される…
・相談してから実施してほしいと怒られる…
そんな声を聞くことがあります。

実は報連相とカンタンに言われがちですが、結構難しいテーマです。
なぜなら、相手によって報連相をしてほしい内容と頻度が違うからです。

でも、これだけは間違いなく言えます。
仕事ができる人は報連相が上手い
ということ。

ここでいう「上手い」の定義は、報連相が徹底しているとか、内容に100%漏れがないとか、そういうことではありません。
報連相は、逐一報告しなければいけないケースもあれば、言わなくてもいいケースもあります。
1~10まで完璧に連絡しなくてはいけないときもあれば、ざっくりでよいときもあります。
ようは、
相手の頭の中を想像しながら報連相ができる
これが報連相が上手いの定義です。

報連相が苦手な人3つの特徴

まず、報連相が苦手な人の3つの特徴から見ていきましょう。

①報連相を迷う人

1つ目は、報連相を迷う人。
「これって報告しておいたほうがいいかな…」
「いや、こんぐらいのことで報告する必要はないか…」
「いちいち面倒だし、ま、いいか」
と思ったことがある人は注意です。
こういったケース、報告しておかないと、たいがい後で「あの件、どうなったの?」と突っ込みを受けます。
報連相が上手い人は、迷ったらとりあえず実施します。
なぜなら、一旦報連相して、
「そこまで報告してくれなくてもいいから」
「この件については君に任せるから」
と言われれば、今後どこまで報連相すればいいか基準ができるからです。

基準もないのに勝手に報連相の実施可否を決めると、報連相が少ないということで指摘を受けます。
報連相は「迷ったらGO!」です。とりあえず実施する。
「報連相が多くて困る」と言われるくらいでちょうどいいです。
ただ、安心してください。
世の中のビジネスマンの方で「報連相が多い」と怒られる人はほとんどいません。
「報連相がが少ない」ということで怒られる人の方が圧倒的に多いのです。

②報連相を恐れる

2つ目は、報連相を恐れる人。
特にマイナスの情報を伝えるときに、
「報告したら怒られるかも…」
「そんなことは自分で考えろ!と言われるかも…」
と、躊躇してしまう人です。

こんなとき、ぜひ考えていただきたいのが比較検討論です。
報告したときのリスクと、しなかったときのリスクを天秤にかけてみてください。
その事案は、報告したら怒られるかもしれません。でも、放置したらもっと怒られる事態に発展するかもしれません。
これはリスクマネジメントと共通しています。とにかくスピードが命。

マイナスな情報は、まだ考えが整理整頓できていなくても、いち早く報告すること。内容は二の次です。大事なのは迅速さです。
不祥事を起こした会社が記者会見を開くのに、情報が全部整理出来たら開くなんて言っていたら遅すぎます。そうしているうちにどんどん炎上します。
わかった時点で、わかっていることだけを素早く報告。それを積み重ねていくことが、相手の信頼を得る行為につながります。

③報連相が浮かばない

3つ目は、そもそも報連相すべきことが思い浮かばない人です。
「え!そんなことまで報告したほうがいいの?」
「何を連絡すればよかったの?」
「相談しなくても自分で決めていいと思っていた」
というケース。
そもそも報連相すべきことが思い浮かばないので、これは仕方がありません。

では、どうすればいいのか。
それはルーティンにすることです。
毎日の業務の中に報連相を仕組み化します。

例えば、朝礼で1分だけ必ず報連相の時間を設けるなどです。
もし報連相することがなかったら、「本日の報連相はございません」でいいのです。
大切なことは、なくてもイチイチそういう機会を設けることです。
「ない」と言いつつも、「あの件はどうなった?」と聞かれれば、「あの件はですね」→「やっぱり報連相あるじゃん!」というケースもあります。
ルーティンになっているからこそ、それに気づくことができるのです。
これを繰り返していくと、どういった内容を報連相すればよいのか、明確につかむことができます。

以上、報連相が上手くなるポイントは、
①報連相を迷う人は「迷ったらGO!」
②報連相を恐れる人は「比較検討論」
③報連相が思い浮かばない人は「ルーティン化」
です。

報連相は、相手の頭の中を想像するコミュニケーションです。
報連相が少ないと信頼を失います。
なぜから、人は情報がないと不安になって凶暴になるからです。
報連相は多いくらいがちょうどいいです。
動画でも詳しく解説しておりますので、ぜひご確認ください。
あなたのビジネスが円滑に進むきっかけになれば幸いです!

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・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。

18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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