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会話上手が徹底的に意識している「たった1つのこと」!気軽におしゃべりができる会話力編

Q:「こんばんは。私は自分の話し方に自信が持てず、最近では言葉も思うように出なくなっています。だんだんおしゃべりすることも苦手になってしまっている状態です。何か改善する方法はありますでしょうか?」

ご質問ありがとうございます!「言葉が出ない…」「おしゃべりが気軽にできない…」というご相談、実はたくさんいただきます。

ぜひ回答させていただきます。

無理に話さないほうがいい

「最近では言葉も思うように出なくなり、だんだんおしゃべりすることも苦手になってしまっている」ということでしたが・・・

今回の結論は、無理に話さない方がいいということです。

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その真逆をいきましょう、これが一番お伝えしたいポイントです。

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真逆とは徹底的に聞くことです。

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会話で得たいものは、「流暢に上手くしゃべれた」ということではなく、「楽しかったな」「面白かったな」「また話したいな」という空間をつくることだと思います。

だとすると、「なるほど」「そういうのがあるんですね」「参考になります」と、徹底的に聞いてあげると、話している側もうれしくなるし、聞いている方も色々な情報を仕入れることができて、お互いにとって素敵な時間になります。

最後に、「今日は私ばかり話しちゃってすみません」なんて言われたら、最高の会話です。「楽しかった!」という証です。

聞きたいことがない場合

「まずは相手の話を聞きましょう」って、色々なところで言われると思うんです。しかし、多くの受講生からは、

「そもそも聞きたいことがないんです」

「相手に興味がないんです」

「何を聞いたらよいでしょうか?」

という質問もいただきます。

聞くことに対して、多くの方が誤解していることが一つあります。

それは聞きたいことがあるから聞くのではなく、聞くから聞きたいことが出てくるのです。

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例えば、何気なく調べていたら段々と興味が湧いてきたということはありませんか?

最近だと、コロナワクチンに関するニュースがたくさん流れていますよね。ワクチンについて少し調べてみたとします。ワクチンには、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3種類があることがわかりました。「ん?何が違うんだろう?」と何気なく調べてみたら、ファイザーとモデルナはアメリカ製で、アストラゼネカはイギリス製だとわかりました。「おや?有効率も、接種する間隔も違うらしい」。更に調べてみると、「あれ?一体自分はいつワクチンを接種するんだろう?」みたいに、調べれば調べるほど疑問が出てくるという感じです。

何気ない会話でも同じことが起こります。

これは私の例になりますが、私、お酒のことは全くわかりません。普段ほとんど飲まないので、お酒に興味がありません。しかし、お酒のことを聞くこともあります。

先日も、私が「お酒のこと全く知らないんです」と言ったら、「え?桐生さんって新潟でしょ?新潟といえば日本酒じゃん。久保田とか最高じゃん」と言われました。

私が「なんとなく聞いたことがありますね。おいしいんですか?」といったら、相手が「名酒だよ~長岡で作っているんだ」と。「え?長岡って、私の実家から近いですよ」、「そうなの~!」と、何気なく聞いた話しから、実家に近いという話になって盛り上がりました。

聞きたいことがあるから聞くのではなく、聞くから聞きたいことが出てくる

というのはこういうことです。最初は興味ないことでも、聞き始めるとだんだんと興味が湧いてくることがあります。

聞くのは何でもいい

最初はなんでもいいんです。例えば、「いつも出社早いですね。何時に起きているんですか?」とか「好きな食べ物何ですか?」でも。

そこから何かが始まり、聞きたいことが生まれてくる。これを好奇心といいます。

好奇心が湧いてくるトリガーが、まずは聞いてみること。

そこから会話が始まって場が温かくなっていきます。是非チャレンジしてみてください!詳細は動画でもお伝えしております!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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