仕事がデキる人になる!3つのステップ
Q.:今、『仕事ができる人 特徴』という関連動画が3万本近く上がっています。皆さん非常に興味があるテーマではないかと思います。そこで、仕事がデキる人になる方法を解説いただいても宜しいでしょうか?
動画が3万本も上がっているのですね!これは確かに気になるテーマですよね。
今回は、仕事ができる人になるための「3面フィードバック」というメソッドをメインにお伝えいたします。
これは社内で活躍している人をあぶり出すワークです。私のスクールはビジネスマンの方が多いので、会社で活躍するにはどうすればいいか?という視点でお話したいと思います。
今回の建てつけは、3つのステップです。
ステップ①:できる人の定義
ステップ②:3面フィードバック
ステップ③:サンプリング
ステップ①:できる人の定義
ちなみに、あなたが思う「仕事ができる人」ってどんな人ですか?
あるアンケート結果があります。
クリエイト転職というサイトがあり、500人の方に「あなたができると思う人はどんな人ですか?」というアンケートを取りました。
1位:信頼できる人
2位:仕事の精度が高い人
という結果でした。
また、サードコープというビジネス情報サイトが、300人に対して同じような質問をしました。
1位:言い訳をしない人
2位:周りの人に常に気を配れる人
という結果でした。色々あって面白いですね。
あなたが思う「できる人」もまた違うかもしれません。
何が言いたいかというと、仕事ができるというのは、人それぞれ定義があるということです。置かれている環境、社風、業界によっても異なるかもしれません。新興企業ならバリバリ挑戦する人、300年以上の歴史ある業界なら信頼かもしれません。
だから、「できる人になろう」と思ったら、まずすべきは、自分が思う「できる」を定義することです。
それを行うために実施するのが、冒頭でお伝えした「3面フィードバック」です。
ステップ②:「3面フィードバック」
3面とは、自分・上司・会社です。
できる人を、自分、上司、会社がそれぞれどう定義しているか。
例えば、自分は、「できる人=信頼できる人」と定義しているとしましょう。
上司は「できる人=実行力のある人」と定義しているかもしれません。
会社は、なんだかんだ言っても「できる人=利益を出せる人」かもしれません。
直接上司に聞くか、もし聞きづらければ察するか、いずれの方法で、まずは自分、上司、会社の「できる」を言語化します。
そして、自分・上司・会社、この3つの「できる」を体現している人材を社内で見つけます。10人いたら一人とか、30人中一人とか、決して多くはないと思いますが、そういったコア人材がきっといるはずです。
そこで最後、ステップ③のサンプリングです。
ステップ③:サンプリング
サンプリングとは、真似るとか、元にするという意味です。
つまり、この3つを体現しているコア人材から、いいところを真似るということです。
私にも思い当たる節があります。
20代のころ、まさにこの図のような人が社内にいました。
自分では「信頼される人材になりたい」と思っていて、上司が望む「実行力」もあって、会社に莫大な「利益」をもたらしている営業マンです。颯爽と出世していきました。おそらく20代で1,000万くらい収入があったと思います。
私は、その人をずっと観察していました。
何がすごいのか。
わかったんです。
お客様のお困りごとを聞くときの表情です。眉毛が8の字になるんです。本当に切なそうに、お客様と一緒になって「それは大変ですね」と困った顔で聞く。
部下の悩みを聞くときもそうです。「本当にお困りなんだね」と、共感しながら聞く。
とにかく聞くのがうまい。
そんな聞き方をされると、普段誰にも言わないような悩みをその人だけには打ち明けてしまうのです。それで契約も取れるし、部下からの信頼も厚い。
まさに「顔でしゃべらせる人」でした。
私は「これだ!」と。
徹底的に真似ました。それで私も全国で1位を取れたのです。
3つのステップでできる人材に
まず、ステップ①「できる」を定義する。
そして、ステップ②自分・上司・会社のできるを言語化する。
最後に、ステップ③それを体現しているコア人材をサンプリングする。
私の元上司は、何回も連続で全国TOPを取るスーパー営業マンでした。まさにコア人材。よく営業に同行させていただきました。
何がすごいのか。それはお客様と会うときのファーストコンタクトでした。
どのお客様に会うときも、20年ぶりの恩師に会うような顔で、
「◯◯さん、こんにちは!お会いできて嬉しいです!」という表情をするのです。出会って0コンマ何秒で。
これはお客様が喜びます。バンバン売り上げを上げて、紹介もたくさんもらっていました。
「え?たかが表情?」と思われるかもしれません。でも実際はそういうところに答えがあったりします。
地味ですが、研究してみる。やってみると簡単なことばかりです。しかし、習慣になるまでは楽ではありません。でも慣れたらこっちのものです。
ぜひ、本日の3つのステップで、自分・上司・会社も納得する「できる人材」になっていただきたいと思います!
詳細は動画でも配信しておりますので、お時間のある方は是非ご覧いただけるとうれしいです。
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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
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