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緊張して言葉に詰まる・落ち着いて話せない方は必見!リラックして話せる深い呼吸法

今回は「落ち着いて話せる本当の深呼吸」について。

当スクールは、毎月150本近く「伝わる話し方」のセミナーを開催しております。
中でも、
「緊張すると落ち着いて話せません…」
「言葉に詰まってしまうんです…」
「私、吃音なんです…」

という方の声は多いです。

これは落ち着いて話せないときに起こります。
なので本日のテーマ「深呼吸」がものすごく大切になってきます。

あなたも、緊張しているとき「深呼吸して」と言われたことはありませんか。
それは呼吸とリラックスが密接に関わっているからです。

でも、本当の深呼吸がわからず、呼吸をしているようで全然できていない。
結果、いつまでたっても落ち着くことができず、焦ってしまい、言葉が出てこなかったりするパターンが多いです。

今回は、「真の深呼吸」をしっかりマスターし、人前でしゃべるときや、プレゼンをするとき、ちょっとしたスピーチや挨拶をするときに、緊張せずに話せる呼吸メソッドをお届けしていきます。

限界からのひと吹き

早速、結論からいきます。

真の深呼吸とは?

それは「限界からのひと吹き」です。

まず、深呼吸を定義いたしましょう。
深呼吸とは深い呼吸ですから、たくさん息が吸えて、たくさん息が吐けることですね。これを深呼吸と定義します。

水面に顔をつけて「もう限界!」ってところで顔を上げます。すると勝手に息を「プファ〜」ってたくさん吸いたくなります。
普通の呼吸をしているときは、あんなに息を吸いません。
でも、ある意味、人間はあれだけたくさん吸えるということです。

深呼吸は、たくさん息が吸えて、たくさん息が吐けることでしたね。
では、たくさん息が吸えるには?

それはたくさん息を吐くことです。
人間はたくさん息を吐くと、勝手に息が吸いたくなります。

息を吐くときを呼気(こき)、息を吸うときを吸気(きゅうき)と言います。
呼吸という字は呼が先にあります。つまり呼気=息を吐くことが先なんです。

深呼吸をしているようでできていない。
いつまでもリラックスできていないという人は、実は息が吐けているようで吐けていません。吐き方が浅いです。

それを解決するのが「限界からのひと吹き」です。
限界と思ったところで、息をもうひと吹きします。
これで本当に深い呼吸ができるようになります。

真の深呼吸(実演)

今回は、スタッフの平山さんに「限界からのひと吹き」をやっていただきましす。

ステップ1:まずは限界まで息を吐く

私が平山さんの腹斜筋を抑えて呼吸の深さを確認します。

ステップ2:ここで限界からのひと吹き

さらに息を吐きます。

ステップ3:勝手にたくさん息が吸えます

※詳しくは動画の2:39から

実は普通の深呼吸では8割くらいしか息を吐ききっていないんです。
最後にもう一吹きすることで、たくさん息が吸えて、本当の意味で深い呼吸ができるようになります。

深呼吸をすると、横隔膜の動きが活発になってきます。
横隔膜の動きが活発になると内臓も動くので、体がポカポカして、リラックスモードに入ります。
先ほどの深呼吸を3回くらいやってみると、相当体が温かくなってきます。
きっとドキドキから、リラックスモードに転換されるのがわかると思います。

力を入れて抜く筋弛緩法

限界からのひと吹きをするとき、一瞬、力が入ります。
「力むのはよくないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
おっしゃる通りです。
このサイトでも「緊張において力みが大敵」と何度も言ってきました。
しかし、一瞬だけ力むことは、逆にリラックスを生み出す方法にもなります。
これを「筋弛緩法」と言います。全国協会健康保険(協会けんぽ)でも推進されているリラックス方法で、

一瞬グッと力を入れて、ストンと一気にゆるめることを繰り返して、体の緊張をほぐすやり方です。

ぜひ、人前でしゃべるときに緊張するという方、あがり症を改善したい方は、真の深呼吸をマスターして、リラックして話せる状態をつくりだしてみてください。
動画を見ながら「限界からのひと吹き」、一緒にマスターしていきましょう!


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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】

◎「話し方の正解」~誰とでもうまくいく人の55のルール~(かんき出版)

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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