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「言っていることがよくわからない」と言わせない!論理的に話す三段論法

Q:「話しているうちに、自分でも何を言っているかわからなくなるときがあります。もっと論理的に話せるようになりたいです。ぜひアドバイスをお願いいたします」

ご質問ありがとうございます!ぜひ回答させていただきます(^-^ )

論理を練習するコツ

一番の近道は「論理」に慣れることです。

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論理とは話の筋道です。

例えば、A=B、B=C、だからC=A。という論法です。論理がしっかりしていると、聞いている方も理解しやすいし、話している方も話がメチャメチャにならずに済みます。

しかも、論理的に話す人って、頭良さそうに見えません?「頭のいい」の定義も色々ありますが、私の考える「頭のいい」は、思考の深さです。

きちんと、A=B、B=C、だからC=Aと、深く考えている人は「頭がいいな~」と思うし、浅はかに答える人は、もう少し深く考えてから答えてもよいのでは?と思う時があります。

前提、事実、結論で組み立てる

具体的な取り組みとしては、三段論法を練習するとよいと思います。

よく言われる例題で、「すべての人は死ぬ(一段)、ソクラテスは人である(二段)、故にソクラテスはいつか死ぬ(三段)」というものがあります。

これは、前提、事実、結論で論理を組み立てるやり方です。

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例えば、

前提:挨拶ができる人は好かれるよね

事実:田中さんはいつも自分から挨拶するよね

結論:だから田中さんは好かれるんだね

という組み立てです。

突然聞かれると組み立てるのが難しい

でも、突然何か聞かれて、その場で話を組み立てるのは結構難しいですよね。

なので、普段から身近なもので、前提>事実>結論の枠組みを練習しておくとよいと思います。

例えば、犬は動物である、ポチは犬である、ポチは動物である、みたいな。

会議で発言するときは、

前提:3回実験してエラーがなければ実施するルールになっています。

事実:今回は3回ともエラーが出ませんでした。

結論:だからゴーサインをください。

こんな感じで、前提>事実>結論にあてはめると、説得力がでてきます。

論理をものにする

これは紙に書くととてもわかりやすいんです。

実際書いてみると、うまく前提>事実>結論といかなかったり、矛盾が発生したり。それがよくわかります。

日常の簡単なものから筋道を立てる練習をしていくと、だんだん思考が慣れていきます。結果、急に聞かれても、その場で話を組み立てることができるようになります。

きっと「よく考えているね!」と言われる話し方ができるようになるはずです。詳細は動画でもお伝えしております!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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