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【StableDiffusion】i2iでバッチ処理をしよう【オートアクション】

生成AIで漫画描きたいな〜
えっと漫画の下書きをしたからこれをAIにかけて…
って全部のコマを毎回手動でStableDiffusionにかけるの面倒なんだけど!

大量の画像

そう思ったあなた。
stable diffusionにも一括で画像を処理する方法があります。

それはバッチ処理という方法です。
イラストソフトで言うオートアクション機能ですね。

バッチ処理の仕方を解説。

予め言っておくと、pythonを触った事無い人には難しい工程があります。
python初心者でも出来ますが、プログラム経験ゼロの人だと難しいかもしれません。


バッチ処理のやり方

まずi2iでバッチ処理のパネルを開きます。
i2i > Generation > Batch > From directry 
のパネルです。


Input directory…入力フォルダ選択
Output directory…出力フォルダ選択

上記の欄に該当のフォルダ名を入力します。


普段入れているネガティブプロンプトを入れます。
ポジティブプロンプトは空欄のままでOKです。Lolaを付けたい人はポジティブプロンプトに入れて下さい。

画像サイズは変えない設定に。


コントロールネットを付けます。画像はアップしません。


この状態で生成ボタンを押せばコントロールネットを付けてのバッチ処理が可能になります

Q.コントロールネット画像をアップしたい場合はどうすれば良いの?
調べましたが分からなかったです。出来ないんですかね。誰か教えて下さい。

完成…!ではない…!

全部グレーになってる…

完成!
…と言いたい所ですが、肝心の画像に対するプロンプトが入力されていないので生成画像のクオリティが低いですね。

実はstable diffusionのバッチ処理は個々にプロンプトを設定することが出来ません。
それバッチ処理の意味無いじゃん…

ただしPNGinfoにプロンプトを埋め込めば個々にプロンプトを設定する事が出来ます。

Q.PNGinfoって何?
EXIF情報みたいなものです。
画像の中にプロンプトとかの情報が埋め込まれています。

と言うわけで画像にプロンプトを埋め込むプログラムを作りました。

PNGinfoの埋め込み方とプログラムはこちらにあります↓

私がチャットgptで作ったプログラムなのでショボいですが、これで個々のプロンプトを画像に埋め込めます。
このPNGinfo埋め込みGUIとstable diffusionのtagger機能を使って画像にプロンプトを埋め込みましょう。

PNGinfoが埋め込めたか確認するにはstable diffusionのPNGinfoに画像をドラッグ&ドロップしてみましょう。

PNGinfoが埋め込めたらi2iパネルに戻りPNGinfoのパネルを開いてチェックを付けましょう。

そしてPNGinfoを埋め込んだ画像を該当フォルダに入れて生成すれば…
完成!

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