ひらがな太極拳〜俳句エクササイズ
「ひらがな太極拳」の元となった「気功書道」
ひらがな太極拳は、2000年から2020年までの20年間、通い続けた伝統陳式太極拳の道場で鮑建民老師から学んだ「気功書道」がベースになっています。
「気功書道」は、腕を筆に見立てて、全身を使って大きな文字を書くもの。
道場の柱に「飛龍」と大きく書かれた2文字の書をなぞるように描くことで、太極拳で必要な気功を学ぶための鍛錬方法です。
文字をただなぞれば良い、というものではなく、気功の動きを理解しなくてはなりません。
気功には静気功と動気功があり、静気功は立禅(タントウ功)を指します。動気功は単純な動作を繰り返しながら行う気功が一般的かと思います。
太極拳は次々に形を変化させながら、「気」が途切れないようゆっくり鍛錬を行いますが、気功書道は、太極拳の動きそのものであり、気が途切れない動きを学ぶための最適な練習方法でした。
気功書道では、右腕を筆に見立てて、手首と指先を柔らかく使います。書道を書く時と同様の意識使いで書くことが重要です。
文字を書くことに意識を集中し、全身をリラックスさせることで、全身が文字の動きに追従させることができるようになっていきます。
全身がリラックスできて初めて、「天地とつながった状態を保ちながら、動き続ける」ことができるようになります。
このレベルにたどり着くには、それなりの年月がかかるかもしれません。
この状態が保つことができているかどうかは、かんたんにチェックすることができます。
書いている間、誰かに軽く一定の力を横から加えてもらうだけでわかります。パッと手を離した時に、文字を書きづづけられればOK。止まったり、よろけたりすれば、押された力に対して「無意識的に」抵抗していることがわかります。
コロナ禍から生まれたひらがな太極拳
2021年、コロナ禍によって、道場が閉門。通うことができなくなりました。そこからオンラインで気功書道を教えようと思い立ちました。
そんな時にひらめいたのが、気功書道でひらがなを書く、というアイデアです。
ひらがなが良いところは、直線的な漢字と違って、曲線でできている点です。しかも大きな円、小さな円があるので、太極拳の動きを理解するのにとっても適していると思いました。
Zoomで対面で教える時に1つネックになったのは、ぼくが右手で書くと、左右が反転してしまうことにありました。そこで、左手を使って、鏡文字で書く練習をしました。
最初は「いろは」から始めたのですが、俳句の五七五がちょうど良い長さだと気づき、さらに、その季節の俳句を選ぶことで、四季の移り変わりも感じながら、楽しくエクササイズができると考えました。
2021年から月に3回の気功書道オンラインレッスンをスタートしました。月に3回の俳句を選んで、練習を重ねるうちに、鏡文字で書くことにも慣れていきました。
2022年5月に埼玉から故郷の宮崎市にUターン。地元での普及活動を始めました。宮崎神宮近くの宮崎県総合文化公園で、土曜日の朝10時より、無料体験会を月2回ペースで開催中です。
オンラインレッスンは2023年3月で一旦休止しました。
これからの活動
オリジナル健康法「あっぱれ健康法」をスタートしました。
あっぱれ健康法は、アーシング、慎ましい生活、パレオ食事法を組み合わせた、ウェルビーイングを高めるための健康法です。
ひらがな太極拳は、あっぱれ健康法の一つのエクササイズプログラムです。
アーシンググッズを利用いただくことで、体内静電気を溜め込まずに運動することができるのでオススメです!
アーシンググッズは、いきがいカフェ協会のショップで販売しています。ご購入いただいたお客様には、あっぱれ健康法の90日間メール講座をプレゼントしています。
いきがいカフェ協会 (いきがいかふぇきょうかい) - リザスト (reservestock.jp)
魂に目覚める朝活「あさたま」では、平日朝の15分間、Zoomでお届けしています。10分間のスワイショウをお届けしています。無料で参加できます!
https://note.com/motioncoaching/n/n78eb8cfddb6f
ひらがな太極拳のこれからの活動について。
宮崎市での月2回の無料体験会以外には、インスタグラム投稿、ライブで伝えていきます。
インスタグラムでは、過去に取り上げた俳句エクササイズの動画と合わせて、俳句に出てくる単語の英語も一緒に投稿することにしました。
自分の英語の発音練習のためですが、海外の方にも俳句やひらがな太極拳に興味を持ってもらえたら嬉しいなと思っています。
よかったらフォローしてください〜!
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