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初めてのLive2D


はじめに

今回Live2Dのアニメーションに初めて手を出してみました。
初の試みだったので、四苦八苦しながらなんとか完成に辿り着けましたので、それの感想になります。

事の発端

絵描いてる人の悩みと言えば、マンネリ化との戦いだと思ってる。
なにも意識してないと同じ構図だったり、気づけば同じような絵を描いたり……
それが起こらないように、日々インプットしてアウトプットを繰り返してる(はず)。
だから、毎回同じように絵を描いてるだけだと、所謂飽きが来るわけだ。
凡人な僕であれば尚更だ。
それが起きないように、去年から「毎年何か大きいことをしたい」と目標を立てることにした。
大きいこととはイラストを次に発展させることだ。
例えば、「マンガ」とか「アニメーション」のように1枚絵ではなく、複数枚で完成させる作品を指す。
それを行うことで、今後の課題と目標を生み出すことが出来るのではと思った。

さて、去年は簡単なマンガを描いた。
セリフとかはなしで、一連の流れを描写したものだ。
作った感想としては、
もしかして自分はアニメーションを作りたいのでは?
ただ、作るためにはそもそも作っていないし、今の画力に満足していないし、時間を掛けられていないので、一旦保留となった。

そして、今年は本題である「Live2D」に手を出すことにした。
やってみたい気持ちは前々からあったが、気が乗らなかったので、その時までは全くというほど行動に移せなかった。
手を出そうとした理由としては、先にあげた去年はマンガを書いたこと、目標を達成する為にポッと頭に浮かんだからとなる。
それと、僕は作業しながら配信してるが、いかんせん映えが良くない……
ということで、花を持たせる為に作ったというのも理由になる。

いざ作製に取り掛かる

まず初めに、例のOCの立ち絵を描いていく。


例のOC

装飾品とか細かいとこは既に設定済みなので、描くだけなのだが、正面から描くのがまぁ難しかった。
素直な線対称は今回が初めてとなる。
ポイントとして、

  • パースに気を付ける。

  • 動いたときに見える箇所に気を付ける

  • レイヤー管理

上記の点は都度検討しながら進めた。
完成したのが下の通りとなる。

OC立ち絵

ここまでで、率直な感想としては、
表情が気に食わない……
でも、これに関しては口を動かす訳だから、その辺は目を瞑るしかなかった。
(結果動いたらいい感じにはなった)

次にLive2D

立ち絵が出来たら次はLive2Dに作業が移る。
初めてソフトをDLすると一か月とちょっとの期間だけpro版の体験ができる。
これは嬉しいことだ。
しかし、全部分からん。
ここは焦らずチュートリアルを参考にしつつ進めていった。
作業工程としては以下の通りとなる。

  1. メッシュ入れ

  2. 各パーツのパラメータ設定

  3. 物理演算の設定

※初見で思った工程順序なので、その辺は悪しからず
まず、「メッシュ入れ」について、作業中はどう入れていいか分からなかった。後のパラメータ設定時に「こう割っていれば変にならなかった」ということがなんとなくわかった。
ただ、その当時は、いろんなサイトや動画を見様見真似で参考にして作成していった。

次に「各パーツのパラメータ設定」に移る。
完成形のイメージが想定できていなかったので、まだ見様見真似で作っていく。正直ここが一番楽しくて、一番苦しんだ工程かもしれない。
特に苦しんだ点としては、「」の造形である。
「口の開閉」と「口の変形」の2軸でパラメータをいじることで、いい感じに口が動くものだが、調整が難しくいい感じにできなかった。
今思えば、「メッシュ」と「立ち絵のパーツ」に原因があったと感じる。

後半の「物理演算の設定」については、「パラメータの設定」にプラスアルファする形なので、作業としてはそうでもなかった。
(仕様理解の為に苦労したことには変わりはない)

全体を通しては、仕様を理解しつつ、クオリティを維持する形となったので、もし次回作る機会があれば今回ほど時間はかからないだろう。

作業時間について

ほぼ日で3~2時間、休日5~4時間くらい
立ち絵:7/10~7/17(8日間)
Live2D:7/18~7/24(7日間)

総評

いい機会ではあったと思うが、全体の製作時間的には現状では半月を要しているので、毎回作るのは難しいと思う。
また、期間が開いて機会があれば挑戦したいと思う。
なるべく早いうちにね……
それと、Live2Dで作成過程で動いたときに表出する面で塗り足しが必要な個所がいくつもあった。立ち絵作成時点では気付けなかったことなので、これも次回は考慮しながら描き進めることが出来ると思う。

動かしたときの動画(声はないよ)

以下しょうもない走り書き

Live2Dで作成した後、Animazeでトラッキングを行うわけだが、反応が良くない。
この辺も仕様との戦いとなると思うけど、もしかしてWebカメラの性能もあるのではとふと思う
現状使っているのは30FPSまでのようだし、動きのフレームが飛んでる感じがある。
つまり、いいカメラが必要になる可能性もあるというわけか……
おいおい考えます…

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