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アイラキにっき 森から始まるフリー生活。


🌳9月20日(水)
さて始まりました、私の有給消化期間。
と同時に実行委員(企画・運営を半年間準備するボランティア)として関わっている屋外映画祭の
「夜空と交差する森の映画祭」現地入り。

社会人でできないことしちゃお♪と真っ先に予約した中目黒の美容院でインナーカラーを入れてもらい、髪の中に見慣れない緑というか青みたいな色がお目見え。
わー!!テンション上がる!


ドタバタと準備をしていざ山梨県の小淵沢へ。
当たり前かもしれないけど夜が真っ暗🌒
3日後にはここでオールナイト開催の映画祭が開催される。
わくわくが止まらない。

緑のインナーカラー!


9月21日(木)

ひたすら準備。

受付のところに立てる看板を描いた。
黒板に書くと、もともと下手な絵がさらに下手になる。

もっと「2」は丸くて可愛い感じにしたかったのさ。


9月22日(金)
いよいよ前日!!

私のチームは前入りが私だけという、絶賛人手不足だったので他チームの人の人に手伝ってもらったりしてなんとか作業が終わった。
まじでみんなありがとう…
(まだ当日の朝やることあるけど。。)

森の中に装飾があって、映画のスクリーンがあって、
私が4年前の開催からずっともう1度見たかった景色が今目の前にあって、遂に明日叶うんだと思うとなんだか不思議な気持ちになる。
コロナで随分とお預けを食らった分、
楽しんで楽しんで楽しみ尽くそう🔥

なんかきっと起こるけど、絶対大丈夫だ。

スクリーンが写るかのチェック中。


9月23日(土)〜9月24日(日)
※オールナイトイベントなのでこの2日間は繋がっている感覚🌖

やっぱり夢だった。
4年間夢見てきて間違いではなかった。

詰まりまくる印刷機と格闘しながら作った看板で、お客さんが沢山写真を撮ってくれた。
はちゃめちゃに嬉しい。

どうやって撮ったら映えるかとか、正直あまり考えて作る余裕がなかったのだけど
側に置いた造花を手に持ったり、ページをめくるようなポーズをしたりと、可愛いガールズ達はしっかり素敵なポーズを瞬発的に見せてくれて、
あぁなるほどそういう撮り方ができるんか、とデザインした私が感心してしまった(おい)

みんな写真は撮るけど、とはいえ撮影に必死になり過ぎる人はいなく、みんな数枚撮ったら次の人の為に譲って会場の中へ向かっていく。
本当にここに来るお客さんの質の高さはすごい。

我ながら可愛いのでは

受付は夜23時になったら閉めるので、
そこから先はお客さんとして朝の見送りタイムまで会場内をうろうろした。

🌃青い光と神秘的な音が印象的な、長編映画を上映するエリア
「夜ふかし天文台」

宇宙だ

🎈手作りの鉄琴の音が響き、カラフルな装飾にわくわくさせられる、短編映画のエリア
「音色の森」

パイプは1本1本手で切って作ってた、凄過ぎる。
風船の色味いいね!と偉そうに褒めた。


🕰森の中に揺れるオレンジ色の装飾に、懐かしい気持ちが蘇る
「おもかげ交差点」

この箱すごいな。
お客さんは自由に黒板に書き込める。


📖お客さんに配られるパンフレットの後ろは、白いページになっていて、会場内に散らばるスタンプや貼り付けられるアイテムを自由にコラージュする事ができるようになっている。

同じチームのブラック企業で働くメンバーが、直前まで準備していたものだったので
お客さんに楽しんでもらえて良かった。

前日の各場所への振り分けは大変で、
どうなることかと思ったけどどうにかなった!
万歳!!

ぺたぺた


どのエリアもとても可愛くて、映画祭らしいあたたかくて手作り感のある空間になっていて
歩いているだけで幸せな気持ちになった。

装飾を仕事でかじっているので、なんだか偉そうな口調になってしまうが、
今年はぱっと見てそこのエリアのテーマカラーや、出したいテイストがしっかり伝わるような装飾になっていた気がする。
テーマカラーとか決めても色々考えているうちに逸れちゃうことってあるからこれ本当にすごい。

そして何より半年間一緒に準備をしてきたみんなが一生懸命運営をしている姿がとても眩しかった。
4年前に当日スタッフ(イベント当日だけ運営に関わるスタッフ)をやった時、実行委員の人が全員めちゃくちゃカッコよく見えたけど、今年もそう見えた。今年は私も実行委員だけど。
まじでみんなのファンです、サイン下さい。


森の中にスクリーンがあって、光がきらきらしてて、映画やお客さんの声が聞こえて、大好きすぎる空間。

このイベントがある時代に生まれて、体力がある年齢のうちに関わることができて良かった。


森の映画祭は、私生まれてきて良かったなぁという気持ちになれる「とんでも自己肯定感爆上げイベント」であると同時に、
こんなにも愛おしい気持ちになって達成感を感じられることは、今後どれだけ必死に職を探しても決して見つけられないんだろうなという優しい絶望を与えてくれるイベントでもある。

徹夜なのに全く眠くない。

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