秋のお楽しみ、球根の水耕栽培
秋は紅葉や木の実、
柿などの果物や虫に秋の花々と、
とにかく自然の恵みがいっぱいで、
お外遊びの魅力が溢れている季節です。
でも、おうちのなかでも
とっても素敵な自然遊びが楽しめちゃう季節でもあるのです。
それも土に触ることなく、です。
それは、球根の水耕栽培!
植物は好きだけど、
土に触るのはちょっと苦手だしめんどくさい…。
そういう人にはもってこいです。
水耕栽培に向いている秋植えの球根と言えば、
ヒヤシンスが有名でしょうか。
小さな花々がぎゅっと詰まって咲いている姿は、
愛らしくもあり美しくもあります。
ヒヤシンスのほかにも、
クロッカスやムスカリも人気です。
春咲きの球根はヒヤシンスをはじめ
香りもすばらしいものが多いので、
花ひらいたときの喜びはより一層です。
最近では春のお花の代表、
チューリップの水耕栽培も流行っているみたいです。
水耕栽培は準備やおせわがとっても簡単。
実がよく詰まってしまった球根を冷蔵庫で寒さにあて、
百均や雑貨屋さんなどで
好きなガラスやプラの容器を買ってきたら
もう完了!
ペットボトルを利用する手もあるようです。
球根の選び方や管理が難しそうという方は、
水耕栽培のキットが販売されているので、
それを購入するのがラクチンです。
水耕栽培の魅力は
準備が簡単なことだけではありません。
球根から根が伸びていく様子やすこしずつ芽吹いていく様子、
茎が伸び、葉が大きくなり、そして花がひらくまでと、
植物が成長するその一連の様子を
かぶりつきで楽しめるのです。
ConoCoのおうちでも
すでに今年の水耕栽培を始めていますが、
さっそく子どもたちが水のなかに伸びていく根っこに大興奮しています。
「根っこが伸びてる!」
「ちょっと大きくなった?」
「お花はいつ咲くの?」
そんな風に、
毎日興味津々で球根を囲んでいる
ほほえましい様子が見られます。
水耕栽培の球根は、
大体11月12月に仕込み、
花がひらく2月後半から3月までその成長を楽します。
お水の管理さえ気をつければ
そうそう失敗することのない水耕栽培ですが、
失敗したときはそれはそれで学びになるものです。
どうして失敗したのか、
つぎはどうすればいいのか、
一緒に悩んで考える、
その姿勢を見せることも子育ての大切なことです。
なんでも手軽に手に入れられてしまうこんな時代だからこそ、
子どもたちと一緒に日々の小さな変化に目を向け、
驚いたり頭を悩ませたりして、
花ひらくときをわくわく心待ちにする経験をするのも
いいのではないでしょうか。
お外だけでなく、
おうちのなかでも
秋の楽しみを思いっきり
味わい尽くしちゃいましょう!
*おうちで猫ちゃんなど動物を飼っているところは、
おうちのなかでの水耕栽培は控えた方が安全かもしれません。
球根類は猫ちゃんには猛毒のことが多いです。
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