内覧会で伝えたいこと
大阪の新園のオープンを目前に控え、
ただいま内覧会を実施中です。
これまでの保育人生でも
ありがたいことにご縁をいただき、
何度か内覧会を開催してきました。
でも自分の保育観が深まるにしたがって
あらためてこの内覧会というものを
捉え直してみたいと思いました。
新しくできた建築物や内装を見てもらって
「新しいね」「きれいだね」
で終わりでいいのかな、と。
仕事の義理があるから顔を出して
ちょっと挨拶して帰る、
そんな感じでいいのかな、と。
内覧会でほんとうに見てほしいものって
なんだろう。
内覧会でほんとうに伝えたいことって
なんだろう。
そう考えた結果、
やっぱり「保育という現場のリアル」を
興味や専門知識がない人にも知ってもらえるような
内覧会にしたいと思いました。
どんな理念をもって保育しているのかは言わずもがな、
どんなねらいがあってこの玩具を置いているのか、
どんな理由があってこの机やイスや食器を選んでいるのか、
どんな目的があってこんな風に空間を仕切っているのか、
どんなご飯をどんな思いで提供しているのか、
どんな書籍を読んで日々保育の質をあげようと努力しているのか…。
ただ子どもをあずかって遊ばせているのとはちがう、
「保育の奥深さ」ともいえるものを
知ってもらいたい。
そしてこの場所で
子どもたちがどんな風に過ごすのか、
どんな動きや表情を見せてくれるのか。
見に来てくれた人たちが
そんな子どもたちの様子まで
思い浮かべられるようなものにできたら…。
そう考えながら、
ああでもないこうでもないと
試行錯誤で準備して、
本日内覧会1日目。
たくさんの方にお越しいただき、
感無量です。
明日は2日目。
見に来てくれた方の
いろんな感想を伺うのが楽しみです。
どなたさまもお気軽に
遊びに来てください。