一緒に笑ってくれる人
この冒頭の写真を選んで、あまりにも綺麗でしばし見入ってしまった。
これは去年2019年2月に行ったニュージーランドだ。
エイベルタスマンのトレッキングの途中で撮った。一人旅だったが、ホステルで一緒になったスイス人の女の子と一緒に回った。
この写真を撮っている時も、同じ雄大な風景の中一緒にいたことを思い出していた。
思わず顔がほころんで写真をしばし眺める。
今年、2020年はトンガに行く。しかし旅好きな私は他の場所にも旅に行きたいのだがどうしよう?と思っている。
毎年2月は寒いから、今年もどこか暖かい場所へ行きたかったのだが、仕事のことや色々な事を考えると、ストップしてしまう。
旅は大好きだ。特に自然が美しく暖かいところ。
けれど今、自分の仕事にもっと集中したいとも思っている。
両方バランス良くできるのが理想。
それでもこの写真を見ると、心がビューンと飛んでいってしまう。
誰かに誘われたら行ってしまうかもしれない。
そう、隣で一緒に笑ってくれる人がいたら、迷わず行ってしまうと思う。
私の今年のやりたいことの一つは、人ともっと繋がっていく、ということだ。
それは人脈を広げるという意味ではなく、(もちろん広がってもいいけど)
自分が心から楽しい、面白い、と思えることを安心してくつろいで一緒にいる人と心を通じて過ごすことである。
私はハワイ島では(2年くらい住んでいました)トレッキングを一人で行っても、道中に出会った一人で来ていたおじいさんと心通じて楽しいね、と笑いあったり、
綺麗な海、植物が好きな私を想って4駆でしか行けないようなビーチや山道を連れていってくれた友人の優しさ、また歩いてしか行けないビーチに一緒にお弁当を持っていった仲間、こういった思い出がいつも心にあって、それは私の一番柔らかい部分に今も優しく明かりを灯してくれている。
ここ日本でもみんなで山登りに行ったり、綺麗な湖でサップをしたり泳いだり、やっぱり隣で笑っていてくれる人がいるから、旅をしたいんだと思う。
一人で行ったとしても、旅は道ずれ、誰かと何かを共有したい。
もちろん一人の時間も好きだし必要だけど、今の私は人と過ごしたい。
そしてトンガ。
一緒に行くまだ見ぬ旅の人たち。
今から想いを馳せている。
去年自分のクリスマスプレゼントにと買ったシュノーケル、フィン、マスクが家に届いた。
今まで使っていたフィンよりも重く、言われてはいたけれどこれは本当に足首の強化が必要だと思った。
届いた新しい道具を見ていたら居ても立ってもいられなくなり、泳ぎの練習のため早速市民プールに行ってずっと25メートルプールをバタ足だけで往復していた。
反り腰にならないように、顔を深く下に向かないように。膝を曲げないように。
ああ、このフィンを履いてバタ足の練習がしたい。
ジャックナイフの練習がしたい。
道具ともっと仲良くなりたい。
綺麗な海で泳ぎたい、隣で笑ってくれる誰かと。
トンガへの想いは募るけれど、その過程の道も愛おしい。それは今生活している仕事や友達、出会う人たち全てにおいて、繋がっているのだと思う。
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