歳をとって思うこと 決めるということ
愛知にいた時からタヒチアンダンスを始めました
44歳だったかな〜。
全然ステップは踏めないし、踊れなかったし、何よりもクラスについていけなかった。
身体を動かすことは好きだったので何となく続けていたけれど、正直、楽しいなあとは思わなかった。
神奈川に引っ越してきて、それでも続けてみたいって思って、10年くらいやっている少し年上の友達がいて紹介してもらってまた再開した。
クラスのみんなは同世代か少しだけ年上、でもみんな10年くらいやっていて、中にはヘイヴァという日本の大会で2ndのタイトルを持っていた人もいた。やっぱりそこでも全然ついていけなくて、結局はもう少しゆるく簡単なクラスに移動した。
基本クラスは毎回出るようにした。
少しづつステップが踏めるようになり、踊りも1曲づつ丁寧に教えてもらった。
話しは飛ぶが、私は若い頃は格闘技をしていて、それも結構真面目にやっていた。
周りの先生やトップクラスの生徒さんは本当にすごくて、バク転やバク宙なんかもできる人もいたし、本業が整体の先生やダンスの先生などもいて芸能人のパーソナルトレーナーとか踊りの振り付けなんかもされている人たちが沢山いた。
若く、劣等感が強かった私は翻弄されたし、また、どう頑張っても実力ってある。。。。ということに不満を抱いていた。
楽しくて始めたことだけど、最後の方はその初心を忘れてしまっていたと思う。
で、歳をとってから始めたタヒチアンダンス。
ゆるいクラスに移って、丁寧にステップを教えてもらい、一つ一つステップのクオリティが上がっていき、1曲でも間違わずに踊りきれるようになった時、私は心から楽しいって思えるようになった。誰もみていないし(先生とかクラスのみんなは見てくれてるよ)ステージで踊るわけでもない、でも心から嬉しい、楽しいと思えた。そして自分の喜びのために続けていきたいとも思った。
ステージに立つお誘いはあるのだけれど、私のモチベーションってステージに立つことでは今の所ないみたい。今後変わるかもだけど。
さて、話は飛びます
ヒーリングとロミロミのこと
私はどうやったら自分でこのお仕事ができるのか?というところから始まりました。
どうやって人に知って来てもらう?
実は今も試行錯誤しています。
基本私は友達や近い知り合いの方にはセッションしません。
相手の方も境界線がしっかり取れていて、多重バウンダリーが大丈夫、という方には友達でもロミロミはしています(それでもセラピー的なことはしません)
ヒーリングスクールで学んだことの一つですが、長くこのお仕事を続けていく上で健全で精神的にも良い状況で続けることができています。
自分で言うのも何ですが、格闘技をやっていたり、ダンスをやったり、周りにいろんな職種の方がいて沢山見て来たおかげで、私のできること、得意なこと、レベル(この言い方が好きではないし、正確ではないのですが使います)がわかって来ました。
その上で私が学んできた技術が役に立っている、必要な方がいらっしゃる、と思いました。
こう言うと奢っているって思われるんじゃないかって前は言えなかったし、役に立ってるなんて思えなかったのですが、そうではなくて本当に思います。
別の事業をされている友人が、成功してすごいね!とよく人に言われると言ってたのですが、
「別に自分のことすごいなんて思っていないんだよね」
と言う言葉を聞いて、すごくよく分かる感じ。
少し前の自分なら嫉妬とかなんて傲慢なんだ、と思っていたけど違う。
本当に当たり前のことだと感じたことと似ています。
ホットペッパーに広告を載せて、そこからクライアントさんが来るようになって、
純粋に私のセッションを気に入ってもらって、そこからヒーリングを受けてくれたり、リピートしてくれたり、頼んでいないのにネットに評価してくれたことから、自分のセルフイメージも変わっていったのだと思います。
話のトピックが離れている感じですが伝えたいことは、まずは決める、ということ
決めたことをどのようにできるのか実行すること
試行錯誤して
ダンスもゆるいクラスに移ることで結果上手になったし、楽しくなりました。
一般的に考えるとモチベーションが下がるのでは?楽しくないのでは?と思う方もいらっしゃると思うけど。
そしてロミロミやヒーリングに関しては
どうしたら必要な方に届けるような発信、やり方ができるのか?
これも常に考えてやっています。そして、そこから必要な方に届いた時の嬉しさは格別です。
歳をとってようやく、自分の感覚を少しづつ信じて、周りも信頼して
自分の思っていることやこうしたい、ということを表現して行動できるようになって来ました。
ありがとうございます。