ぼくのわたしの愛用品紹介:アンティークスクエアバックパック
京都エリアのスタッフを中心に、愛用しているアイテムとその思いを聞く「ぼくのわたしの愛用品紹介」。今回は、京都三条メンズ店の長瀬に、愛用中の「アンティークスクエアバックパック」の魅力を語ってもらいました。
長瀬/アンティークスクエアバックパック/愛用歴2年
ーー購入したきっかけは?
入社するまでは、高校生の時に両親から買ってもらったザダンバックパック(旧型)をずっと使っていたんです。就職活動も共にした愛着のあるバッグだったのですが、2年前にマザーハウスが回収サービスを始める時に回収に出し、代わりとして新しく迎えたのがこのアンティークスクエアバックパックでした。
ちょうどその頃から持ち物を減らすシンプルな生活を心がけ始めていたので、カジュアルにもきれいめにも幅広いシーンで持てるのが嬉しかったんです。アンティークシリーズはそれぞれ濃淡の出方に個体差があり同じものは二つとしてないのですが、たまたまお店にあった個体がグレーが多く明るめの色味で「これだ!」と思い選びました。
ーーどのようなシーンで使っていますか?
仕事やお出かけはもちろん、荷物が少ない方なので3泊4日の旅行でも使ったことがあるくらい、さまざまな用途で使います。最近は、オンオフ問わず荷物が増える時や、バッグを含めてトータルコーディネートを楽しみたい時に持つことが多いですね。
ーーケアはどれくらいの頻度でやっていますか?
1か月から1か月半くらいに一度のペースで、持っているレザーバッグをまとめてケアする日をつくっています。ケアだけに集中して…というよりは、音楽やラジオを聴いてリラックスしながら、ブラッシングから汚れ落とし、保湿まで一通りやるようにしています。
経年変化というところでは、黒ということもあり大きく色味が変わった感じはありませんが、2年経ってやや全体的に明るくなってきた印象があります。明るい部分がより明るく、といった具合に濃淡がよりハッキリしてきましたね。
ーーいちばんのお気に入りのポイントは?
非常に細かくなりますが(笑)、2つあります。一つは、表面のジッパーポケットの位置。デザインがとても絶妙で、これが長すぎるとシンプルではなくなってしまったり、あるいは低すぎると上に大きな余白が出来てややのっぺりしてしまったりと、全く印象が変わってくると思うんです。金具がアンティーク調で錠前のようになっているのも、レザーと雰囲気が合っていてかっこいいなと気に入っています。
2つ目は全体のシルエットですね。僕が前使っていたザダンバックパックは真四角だったのに対して、アンティークスクエアバックパックは横から見ると上にかけて実は細くなっているんです。これにより背負った時に、圧迫感がなくスタイリッシュな印象に見えてくれます。ただ角には柔らかい丸みがあるため、Tシャツとデニムのようなカジュアルなお洋服にも合わせやすいのも魅力の一つだと思います。
…と他にも色々ありますが、今日はこのくらいにしておきます(笑)。やはり、ぱっと見た感じはミニマルなんだけれど、細部を見ていくと実はひとつひとつ計算して細かく作りこまれている、というのが一番好きなポイントですね。
そしてレザーにはそれぞれ個体差もあるので、同じバッグでも一人一人好きな部分もきっと違うのではないかなと思っています。僕はそれが面白いなと思いますし、お店でもそんな「自分だけのお気に入り」を見つけるお手伝いが出来れば嬉しいなと思っています。
読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!