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読み聞かせボランティアグループ    マザーグースの会 これまでのあゆみ

 京都府与謝郡与謝野町で活動する読み聞かせボランティアグループマザーグースの会です。
 1999年発足以来25年の歳月が流れました。当時(旧野田川町)図書室でのお話し会はなかったので、それならば自分たちでやりませんかと、図書室を利用している子育て中のお母さんたちに呼びかけたのが始まりでした。
 
「絵本を通して豊かな心を育んでほしい」との思いで、19人の会員でスタート。月一回、公民館でのお話し会から始まり、珍しかったのか毎回40人を超える親子の参加でした。また、クリスマスお話し会では会場が溢れるくらいの大賑わいで、工作に使う材料を慌てて買いに走った程でした。

文化協会に所属し、町の文化祭で絵本の展示をしたり、ステージ発表ではOHPで絵本の上映もやりました。ボランティアグループなので、活動資金を得るためにフリーマーケットをしたのも楽しい思い出です。

 当時は、お話し会の案内チラシは自分たちで印刷配布して保育所、小学校へ配布、いろいろと大変なこともありましたが、子どもたちの笑顔がパワーの源でした。しかし、時代の流れとともに活動スタイルに変化が起きました。ゲームブームと子どもだけでの外出は危険という社会不安もあり、参加者が年々減少していきました。

来てもらうのではなく、こちらから出かけていくスタイルになり、今では町内の小学校五校でのお話し会を中心に、図書室、子育て支援センターなどで活動しています。お話し会では、絵本の他にエプロンシアター、ペープサート、人形劇、ストリーテリング、手袋人形など多彩なプログラムを組んで子どもたちに楽しんでもらっています。

町内各小学校でのおはなし会は約20年続きます。 
低学年にはエプロンシアターが人気です。
見やすいようにプロジェクターを通してスクリーンに絵本を写し出します。


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