TOUGE733プレゼンツ精米体験
今回はあいにくの雨で草刈りや農業体験が出来なかったので、TOUGE733で収穫したてのお米を精米体験させて頂きました!
精米体験
精米機は玄米をいれると、糠(ぬか)を取り除いて白米にする機会です。
玄米・3分づき(3分精米)・5分づき(5分精米)・7分精米(7分づき)・白米と精米にも段階があり選べるようになっています。
Instagramのリールが入ります。
クズ米をはじきます
ヤケ米なども、人体に害があるものではありません。稲の生育中に虫や熱、その他の要因によって米粒の表面が被害を受け、その痕が黒く残ってしまったりしたものを見栄えが悪いのではじきます。
今年は高温だったため、とれたお米の1/3くらいはこうやってくず米としてはじかれてしまいます。(くず米は農家さんが食べたりおせんべいになったりする)味に違いはないのに出荷できないっていうのも、勿体ない気がしてしまいます。
真空パックに!
出来たお米の袋詰めも拝見させて頂きました。300gを測って…
機会にいれて真空になりました!
豪華なあさげ
今回はマザーベースプロジェクト御一考に特別に、ご飯や具材を準備して頂き、みんなで新米のおにぎりを食べました。
みんなに感想を聞いてみると、ただただ、「美味しい。」が出てきます。
人は美味しいモノを食べると「美味しい」以外出てきません。
新米は特に保水力もあるので、お米の艶が違います。
「お米の良い匂いがする」とか「味が濃い。」とか子ども達も大喜びです。
一人お茶碗2~3杯分食べていたのでそれだけ美味しかったんだと思います。
残ったおにぎりを持ち帰り後から車で食べましたが、冷たくなっても味が落ちないし、モチモチでふんわり甘くてすごくおいしかったです。
散歩して星峠の棚田に
TOUGGE733から10分ほど歩くと、星峠の絶景を見る事が出来ます。
秋だったので、山にはアケビが!
子ども達は、カエルを見つけたり、虫を探したり、どんぐりを拾ったり木の枝振り回して遊んだり、自然の中で普段できない遊びを勝手に見つけて楽しみました。意外と逞しいです。
和也さんありがとうございましたm(__)m
棚田農家の現状
ここに来ると季節や時間によって移り変わる、この里山の絶景に、観光に来た人たちはきっと「美しい景色だなぁ」と感動して帰って行きます。
ただ現実は甘くはないです。。
棚田地域では、棚田を継ぐ人の減少や、農家の高齢化で、従来のような保全活動が難しくなり、荒廃の危機に直面しています。(星峠に限らずですが)
棚田は従来、山を切り開き山の水を引きやすくして農業を栄えさせました。但し、機械化が進んだ現在では、大型の機会が入らず人力に寄らざるを得ない部分も多い棚田は、平地の農家さんよりも、農作業が非効率的なわけです。
それでも、この景観を守るために借金をしながら農業をして支えている農家さんもいます。
こうしたリアルを是非メディアを通して知って頂ければと思います。
出来る事からスタートしていければと思います。