すずだ
こんばんは、お母さんです。
本日、わたくしはお休みで髪を切りに行こうと思いましてね、美容院に連絡をしたんですよ。そしたら「暇なんですか?」って言ってくる美容院です。
カットだけでいいですって言っても「カラーしましょう」「パーマしましょう」って言ってくる美容院です。
なんかスパ?が無料ですって言われてやってもらって鏡見たらさっきまでお母さんが映ってた鏡においおいまじかよ広瀬すずが映ってるではございませんか。
美容師たちも驚いた表情で「え...広瀬...すずさんですか?」ってなるわけですよ。
そりゃそうでしょう、さっきまでお母さんだと思って冗談を言いながら作業してたのに気づいたら広瀬すずが居るんですから。広瀬すずの頭を洗ってたのか...なんて手が震えてるわけですよ。
わたくしお母さん優しいです「俺は広瀬すずだが、落ち着けお前らいつも通りの仕事をいつも通りやってくれるだけでいい、俺は広瀬すずだが気にするな、ただの人間だ、いや、ただの広瀬すず様だ、やっぱり気を使え、広瀬すずだぞ?引き千切るぞ?」
美容師の男の子の首元にブツブツが出来てて「俺は広瀬すずだ、どうした?そのブツブツは、とても痒そうで痛々しいぞ」するとその男の子は
「脱毛して、ちょっと肌が荒れてるだけで、痛みとかなんもないですよ」
俺は広瀬すずテレビショウをご覧の人なら分かるだろうが、お喋りは得意だ「ふーん」って脱毛の会話を盛り上げてやった。
今日、髪を切って毛先に残っていた色は消え失せ黒色になった俺は清純派広瀬すずだ。