母性とか母親とか。心の鎖がほどけた言葉。
こんにちは。
今日は、妹に言われた言葉で、今でも私の心の支えになってくれている事をお話ししたいと思います。
私は子供を産んだ経験がありません。
子供も正直苦手でした。
ただ、いつの頃からか、街中で子供を見かけると「可愛いな」って思ったり。
ドラマで子供が泣いてるシーンや辛い思いをしているシーンを見ると泣くようになって。
「これって私にも母性が目覚めたって事かな?」とか呑気に考えていました。
私には姉もいるのですが、若い頃は激しい喧嘩もよくしていて。
姉の子育ての事で私が意見をし喧嘩になる事もありました。
そんな時に腹を立てた姉に必ず言われる言葉が「子供を産んだ事もないくせに」でした。
傷つくし悔しくてたまらなかったです。
そんな類いの言葉を他にも言われ、自分の中でいつの間にか「子供を産んだ事のない私はダメ人間なんだ」と思うようになっていました。
そうやって日々過ごしていたある日。
妹が子育てで悩んでいて、ラインでよく相談を聞いていました。
私は過去の経験から、話しは聞いても自分の考えを言えなくなっていたので、妹に「子供を産んだ事がない私だからちゃんとしたアドバイスしてあげれなくてゴメンね」と謝りながら
「子供も苦手だし…私は冷たい人間だよ」と言うメッセージを送ったんです。
妹は私が代々飼っていた動物をすごく大切にしている事や、亡くなった母をどれだけ想い介護をしていたかを見てくれていたので。
私のそのメッセージに対し、妹から送られてきたメッセージは…
「子供を産んだからって母親になれる訳じゃないよ。自分の子供を愛せない母親もいるし虐待する親だっている。
お姉ちゃんはそんな女性より、よほど愛溢れる女性だよ」と。
そのメッセージを読んで泣いてしまいました。
ずっと、子供とどう接していいか分からない自分を「私は子供が苦手」「そう思う私は冷たい人間」と思っていたので。
妹の言ってくれた優しい言葉が、ずっと抱いていた私の中の心の鎖をほどいてくれたように思います。
今でも時々、そのメッセージを読み自分を元気づけています。
妹よ、ありがとう。( i _ i )