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北海道胆振東部地震(2018年9月)

2018年9月6日3時すぎ頃に北海道胆振東部地震がありました。
私の住む札幌市の地域では最大震度6弱あり、観測史上最大の揺れだったようです。
我が家では私と夫が飛び起き、揺れがおさまるまで寝ている息子を抱えていました。揺れがおさまり落ち着いてから息子を起こして皆で居間へいきました。珈琲メーカーが落ちて割れ、珈琲が床にこぼれていたり棚が倒れたりしていましたが、特に大きな被害はなく、
私の住んでいる一角は、その日の夜に電気も復旧しました。

この地震をきっかけに私の中でずっとモヤモヤしていたご近所さんや
幼稚園のママ友さんたちとの関係性にはっきり気づくことができたのです。
まずは、ご近所さんとの関係ですが、同じような月齢の子を持つママさんたちと仲良くするべきなのでは?と、他の2家族同士で仲良くしてるのを横目にいろんな思いに駆られていましたが、価値観のあわないママ友さんたちとは線を引いており、親しく交わることは避けていました。
地震があった日は、普段、家にいない人たちが皆在宅しているという今までにない事態になり、久しぶりに皆で顔をあわせ話をしたのです。(コロナ渦を経験している今となってはたいしたことではありませんが・・・)
その会話の様子で2人のママさんたちはすごく仲良しなのかと思っていましたが、仲よさそうにみえても内実は違うんだなと感じました。
夫はご近所さんがかなりのストレスで、主治医の先生にもたまに相談するくらいでした。夫の一番のストレスは、勝手にご近所さんの子供たちが家に入ってくることでした。他の2家族でお互いの家を出入り自由にしていたので、子供たちからすると我が家も同じかと思ったのでしょう。
私は夫の病気のこともあるので、家には勝手に入らないように言うことにしました。息子にも他の家には勝手に入ったらダメと伝えました。
すると息子が他の子供たちに言うようになりました。
相手の親御さんたちがどう思ったかわかりませんが、どう思われてもいいと思いました。

そして、園ママさんとの関係では、一人のママさんが「みんな大丈夫?」と発信したときからすごい勢いでグループラインが動きだし、
そのやり取りに疲弊しました。
自分の発言に対して後悔したり、相手の発言に一喜一憂したり・・・
私自身の気持ちにもはっきり気づけました。
ご近所さんでも、園ママさんたちでも、みんなにいい顔しようとする私の思いがもたらした結果でした。
無理することないんだということがはっきりわかりました。

同じ地域で我が家のエリアだけ電気の復旧が早かったので、仲良くしていたママ友さんがスマホの充電をしにきたりして子供たちも一緒に遊ばせたりすることもでき、私もおしゃべりしたりしながら過ごせたり、2011年の3.11を経験している夫の妹さんから救援物資が届いたりと嬉しいこともあり、この地震を通していろいろなことに気づかされました。

この地震以降も大きな地震は起こり、
今年は元旦から能登半島地震もあったりで日本は本当に地震大国だなと
感じています。
4年前から蔓延したコロナ渦で常備していた水なども買い替えの時期がきて
また防災グッズなども見直そうと思っています。

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