【2/15開催】情シス業務は生成AIとiPaaSで自動化できるのか !? 〜 “MOTEX DAYS” で進捗報告します! 〜
エムオーテックス(MOTEX)情シスの杉村です。
きっと多くの情シス担当者の方が賛同してくださると思うのですが、毎日従業員から寄せられる問い合わせ対応に多くの工数が掛かり、本業である社内システムの企画・開発に時間が割けなかったり、前々からやらなければ、と思っていたセキュリティ対策が遅々として進まなかったり……。
こういったお悩みはあらゆる組織の情シス共通で、高確率で「情シスあるある」上位にランクインすると思っています!
私自身も、情シス業務に従事していて、とても問題に感じています。
私が勤めているMOTEXでは、世の中の多くの組織と同様、働き方改革やコロナ禍への対応によってテレワークが進んだり、生産性向上を目的にITツールの業務利用が活発化したりといった動きがありました。
それに加え、2022年には事業統合があり、従業員数は一気にそれまでの倍となりました。これらの変化により、社内からの問い合わせ業務はより肥大化したと感じています。
このような事態を何とかしたい!!という思いから、実は現在、弊社主催のイベント「MOTEX DAYS」を通して知り合った、DXコンサルタントの方と「生成AIとiPaaSで情シス業務は自動化できるのか!? 」という取り組みをしています。
2月15日(木)の「MOTEX DAYS. 2024 -WINTER-」にて取り組みの詳細を紹介しますので、ご興味がある方はぜひ見に来てください!
▼ MOTEX DAYS. 2024 -WINTER- (オフライン開催・参加無料)
https://go.motex.co.jp/l/320351/2023-12-25/92bdcn
取り組みのきっかけ
本記事では、イベントで発表する取り組み内容を、ちょっとだけ紹介させていただきます。
今回の情シス業務自動化は、株式会社パンと水との 平岡 拓さんが率いるコンサルティングチームの方と取り組んでいるものです。
平岡さんは、“定時で帰るための個人DX推進”をテーマに、 AI × ノーコード・ローコードの時短ツールをYouTubeやX(Twitter)で多数発信していらっしゃいます。
▼平岡さんの X(旧Twitter)
https://twitter.com/hiraoka_dx
昨年夏に開催した弊社イベント「MOTEX DAYS. 2023 -SUMMER-」でご登壇いただいた際は、2023年は生成AI元年ということでChatGPTが熱かったこともあり、 ChatGPTとノーコードツール「Make」を組み合わせた、お手軽AI活用術を教えてくださいました。
弊社はセキュリティの会社なので情シスのお客様が多く、平岡さん発案の超実践的なAI時短ツールには非常に多くの反響があったのですが、その一方で、「AIってすごいし、便利そうだけど、実務で使うのは難しいのでは??」といった反応もありました。
そうした情シスの皆さんのモヤモヤに応えるべく、MOTEXの情シス部門業務を例に、ゴリゴリ自動化してみよう!となったのが、今回の取り組みのきっかけです。
また、平岡さんは「DXを上手く進めるには、現場起点で小さなDXからはじめることが大事」という旨を啓蒙されています。私自身、肥大化した自部門の業務を改善したい思いがあり、平岡さんのアドバイスに共感するところも多く、チャレンジすることにしました!
取り組み内容 〜 Zapier とChatGPT で Backlog での問い合わせ対応を自動化〜
具体的には、MOTEX情シスでは、Backlogを使って社内からの問い合わせを受け付け、情シスメンバーが対応・回答しています。Backlogには、2022年4月から現在まで、累計2500件ほどの情シス問い合わせが蓄積されている状況です。
この問い合わせ対応のデータをAIに学習させ、今後の問い合わせ対応を自動化できないかな、と考えました。そこで、iPaaS(アイパース)の「Zapier(ザピアー)」というツールを選定し、OpenAIの「Assistants API(利用しているアプリにAIアシスタントを構築できる機能)」を使って開発してみました。
2月15日(木)の「MOTEX DAYS」では、平岡さんの会社・パンと水と で取り組まれている現場起点のDX事例で得られたノウハウや課題感について、さらには皆さんが実際の業務で活用するには?といった観点での解説を、平岡さんからしていただきます。
また平岡さんに解説いただいた後、私もセッションにジョインし、MOTEXにおける情シス業務自動化の取り組みに関する詳細を、平岡さんと振り返りながらお伝えします。
▼セッションの内容
業務自動化を検討するにあたってのスタート地点
- 業務の全体時間の算出や分類といった「タスクの棚卸」
- 業務効率化のインパクト、生成AIの価値をどのように出すかセキュリティを考慮したツールの選定方法
生成AIを利用する上で注意するポイント
取り組みを進める上で、自組織でどのような議論があったか
取り組みの所感、今後の展望
セキュリティを考慮したツールの選定方法
皆さんの業務が少しでもラクになるよう、自動化に挑戦したい方の参考になればと思うので、ぜひ平岡さんと私のセッションを見に来てください!
▼ MOTEX DAYS. 2024 -WINTER- (オフライン開催・参加無料)https://go.motex.co.jp/l/320351/2023-12-25/92bdcn
イベント告知「MOTEX DAYS. 2024 -WINTER- DXを加速させるリスキリングと実践術」
\MOTEXの祭典「MOTEX DAYS」2月15日 開催決定!/
\イベント参加&アンケート回答者特典あり!/
平岡さんが考案した「ChatGPTを活用した業務自動化」事例の
ホワイトペーパーをプレゼント!
▼ お申し込みはこちら(オフライン開催・無料)https://go.motex.co.jp/l/320351/2023-12-25/92bdcn
<イベント概要>
データやデジタル技術を活用して、ビジネスや社会に変革をもたらす“DX”。
時に新製品・新サービスの開発や業務プロセスの改善にとどまらず、ビジネスモデルそのものや、企業・組織の文化や風土をもドラスティックに変えていきます。
昨今、世の中では引き続きDX推進が盛んに叫ばれていますが、その一方で、ビジネスの現場レベルでは、必要なスキルを持った人材の不足やIT活用に伴うセキュリティリスクといった壁が立ちはだかり、担当者が思い描いていたDXがなかなか進まないというケースも多いのではないでしょうか?
今回のMOTEX DAYSでは、人材育成のためのリスキリングや、実践的な業務改善術、サイバーセキュリティといった観点から、真の事業発展や生産性向上につながるDXを考えていきます。
<イベントの見どころ>
★ 基調講演 ~DX × リスキリング~
昨今、政府の提言などもあり、注目が集まっている“リスキリング(学び直し)” 。基調講演では、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」でグランプリを受賞した、今話題のビジネス書 『リスキリング』の著者である後藤 宗明氏が登壇し、 DXを推進するためのリスキリングの要諦を解説します。
★専門セッション ~カンタンDX実践~
前回のMOTEX DAYSでご好評いただいた、DXコンサルタント 平岡氏が再登壇! 今回は平岡氏とMOTEXの情シスメンバーがコラボし、ノーコードの時短ツールを駆使して実際に社内からの問い合わせ業務自動化に挑戦。明日からすぐに取り組める、現場起点で超実践的なカンタンDX事例をご紹介します。
★MOTEXセッション ~DX × セキュリティ~
DX推進に伴いIT化やクラウド化が進む中、 必要不可欠となっているセキュリティ対策。DXとセキュリティ対策のバランスの取り方や、猛威を振るうサイバー攻撃の傾向、クラウド利用におけるセキュリティ課題、内部不正の現状などを、MOTEXのセキュリティ・エバンジェリスト(中本・西井)からご紹介します。
<プログラム>
●日時: 2024年2月15日 (木) 14:00~
●開催形式: オンライン(事前登録制・無料)
14:00 ~【ご挨拶】
エムオーテックス株式会社 代表取締役社長 宮崎 吉朗
14:10 ~【基調講演】『リスキリングが実現するDX』
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ
代表理事 チーフ・リスキリング・オフィサー 後藤 宗明 氏
14:50 ~ 【専門セッション】
『MOTEXの情シス業務、生成AIとiPaaSで自動化してみた』
株式会社パンと水と 代表取締役 平岡 拓 氏
エムオーテックス株式会社 情報システム課 / エバンジェリスト 杉村 勇斗
15:40 ~ 【専門セッション】
『DXを支えるIT・セキュリティ基盤の重要性〜MOTEXが実践しているDX推進とセキュリティバランスの保ち方とは?〜』
エムオーテックス株式会社 取締役 兼 CISO / エバンジェリスト 中本 琢也
16:10 ~ 【MOTEXセッション】
『DX推進における最適なセキュリティ対策とは?~フォレンジッカーが語る近年のインシデント状況~』
エムオーテックス株式会社 サイバーセキュリティ本部 フォレンジック課
エバンジェリスト・情報処理安全確保支援士 西井 晃
▼ お申し込みはこちら(オフライン開催・無料)https://go.motex.co.jp/l/320351/2023-12-25/92bdcn