MOTEXの情シス担当が、本気で「アルティメットサイバーセキュリティクイズ2023」に参戦してきました!
皆さんは「サイバーセキュリティの知識」と「時の運」を競い合う、手に汗握るイベント「アルティメットサイバーセキュリティクイズ」をご存じですか?
こんにちは! エムオーテックス(MOTEX)にて、情シス・CSIRTを担当している杉村 勇斗です。
今回は少し時間が経ってしまいましたが、2023年7月8日(土)にセキュリティイベント「アルティメットサイバーセキュリティクイズ 2023(以下UCSQ2023)」に参加してきましたので、イベントの紹介兼、当日のレポートをお伝えしたいと思います!
イベント紹介「アルティメットサイバーセキュリティクイズ」とは?
「UCSQ2023」は、2018年から毎年、7月の第2土曜日に大阪で開催される、サイバーセキュリティに関する「知識」と「時の運」を競うイベント(クイズ大会)です。
コロナ禍の2020年以降、オンライン開催となっていましたが、今回は4年ぶりにオフラインでの開催も復活(オンライン+オフラインのハイブリット開催)し、現地の会場はとても賑わっていました!
エムオーテックス(MOTEX)は、UCSQがスタートした2018年当初からスポンサー企業として参画しており、今回も引き続き「ゴールドスポンサー」を務めさせていただきました!
「技術」を競うエンジニア向けのイベントは多数あるものの、実は「知識」を競うというイベントは、なかなかありません。そのような中、このUCSQはエンジニア以外のCSIRT・非エンジニアの方でも「知識」を使い、思う存分に力を発揮できる場となっています!
また、UCSQ2023は参加者の間口が広く、セキュリティ分野に携わる方以外にも、学生さんから経営者の方まで参加できます。今回も全国各地から、幅広い立場の方が参加されていました。
クイズ大会の上位入賞者には、Mac miniやオーブントースター、水炊きセットなどの豪華な景品が贈呈されます!
さらに、クイズを楽しんだ後は、川口設計の「川口洋 氏(※)」による記念講演も行われるなど、充実したプログラムが用意されていました。
アルティメットサイバークイズ( Ultimate Cyber Security Quiz)のイベント詳細が気になる方は、下記の公式サイトよりご覧ください!
次章からは、クイズ大会当日の様子をレポートしてまいります!
1.予選大会
クイズ大会は、はじめに「予選」が行われ、勝ち抜いた数名が「準決勝」そして「決勝」へと駒を進められます。
予選は〇✕形式のクイズとなっており、「情報セキュリティマネジメント試験レベル」の知識問題から、一般常識を問う問題まで、幅広く出題されました。
写真のように名札の下部分がもぎれるようになっており、1問間違える度に1枚ずつ切り取っていきます。3問不正解、つまり3枚すべてもぎってしまうと、その時点で失格です。
予選では、参加者(オフライン)約80名が、4名まで絞られます・・・!
出題されたクイズには、攻撃手法に関する技術的な知識から、サイバーセキュリティに関する法律の知識、細かなところではWindows OSのサポート終了日まで、私の日頃の業務と関係が深い内容も、数多く出題されました。
・・・情シスやセキュリティ関連の業務をやっていて良かった!!!
(と思える瞬間が、何度もありました 笑)
また、算数(1~20までの数字の合計値)や世界遺産(自由の女神)、国語(難読漢字の読み方)といった一般教養が問われる出題もあり、セキュリティの知識だけでは勝ち上がれない仕様になってしました。
すべて〇✕形式なので、運がよければ2分の1の確率で、誰でも正解することができます。
私の「予選結果」はと言いますと・・・
結果的に、最後の6人までは残ったものの、ラストの予選突破者を決める問題で間違えてしまい、残念ながら予選突破ならずでした・・・
最後の6人まで残ったときは「準決勝に勝ち進めるのでは?」と思ったのですが、
という問題で〇を選択してしまい、残念ながら予選敗退となってしまいました。
ちなみに正解は✕で、「象る」の正しい読みは「かたどる」(意味:形を真似る。実体のないものを、形にして表す)だそうです。
2.敗者復活戦
続いて、予選で脱落してしまった参加者のために「敗者復活戦」が行われました。敗者復活戦で最後まで残った1名が、準決勝進出となります!
敗者復活戦は、スポンサー企業からの出題となっており、その企業に関する〇✕クイズが出題されます。
スポンサー企業に関する問題なので、こちらもセキュリティ関連以外の知識が必要です。予選は「3問」間違えると失格でしたが、敗者復活戦は1問不正解で失格となる、一発勝負。
まさに「時の運」を競う場でした!
MOTEXもスポンサー企業として、上司の中本が私に内緒で問題を出題していたのですが、私はMOTEXの問題が出される前に失格し、残念ながらMOTEXからの出題(きっとボーナス問題だったはず!)に辿り着けませんでした・・・
ちなみに、後から確認したところ、MOTEXからは以下の問題を出題したそうです。
皆さん、答えは何だと思いますか?
正解は「七夕バンニャ」です。
もし、MOTEXの問題まで残っていたら即答できたのに・・・(残念)。
これ以降は「観客側」として、クイズ大会の結果を見守ります。
3.準決勝
「準決勝」は、オンライン側の予選通過者9名+敗者復活者の、合計10名で行われました。ここから決勝に進出する4名が決定します。
クイズは4択形式となり、予選に比べると、よりセキュリティやIT知識に沿った、高レベルな問題が出題されていました。
準決勝以降は別室で行われ、我々は配信を見ながら、他の参加者たちと出題された問題を一緒に考えたり、議論をしたりして盛り上がっていました!
4.決勝
「決勝」は、クイズ番組「アタック25」形式で、正解すればオセロのように、他の回答者のパネルを自分の色に変えられる「陣取り合戦」スタイルで繰り広げられました。
決勝の出題内容は、情報処理安全確保支援士(難関国家資格)試験と同等レベルで、それに「口頭で回答」する形となり、ここまでの厳しい戦いを勝ち残った精鋭4名による、ハイレベルな戦いが行われました! オフライン参加者からの決勝進出者は1名だけでしたので、現地では参加者全員がその方の活躍を見守りました。
結果は、オンライン参加から敗者復活戦を勝ち上がった方が優勝され、敗者復活からの逆転優勝という劇的な結果で幕を閉じました!
自分的には少し悔しい結果だったものの、大いにクイズ大会を楽しむことができました!
5.クイズ大会後の「懇親会」
クイズ大会の後は、オフライン参加者を対象とした「ナイトパーティー」という形で、懇親会も行われました!
懇親会では豪華なお弁当とお酒をいただきながら、参加者の皆さんと、普段の業務やセキュリティに関する情報交換を行いました。
オフライン開催が4年ぶりということもあり、久しぶりにお会いする方から初めましての方まで、多くの参加者の皆さんとたくさんお話しすることができました。
個人的には、オンライン形式の懇親会は話すタイミングが難しく、苦手意識があるため、その場の勢いでお話ししやすい「対面形式の懇親会」復活が、とても嬉しかったです!
リアルだからこそ出来る話や、さまざまな情報交換・意見交換を行うことができました。
最後に
アルティメットサイバークイズ( Ultimate Cyber Security Quiz)は、クイズ形式で楽しみながら、業務で得た知識を競うことができる「熱いイベント」です。
会場の雰囲気も明るく、セキュリティに関心のある方なら誰でも参加できるので、「東京(関東)のイベントには、遠くてなかなか参加できない」という、関西圏の方にもおすすめです!
毎年7月の第2土曜日、大阪のどこかで開催されますので、この記事で興味を持ってくださった方は、ぜひ来年のスケジュールを空けて参加してみてはいかがでしょうか?
私も、来年こそは上位に入賞して、豪華賞品を持ち帰れればと思います!
(ぜひ来年のクイズ大会でお会いしましょう!)