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小選挙区は棄権した2024年の衆議院選挙

さまざまな話題を呼んだ衆議院選挙の最終結果が出て一夜あけました。そしてまたもう一晩あけました。どうもこんにちは。皆さんのぶたおです。

今回みなさんが投じた一票はどうだったでしょうか。投票に対しての満足感はあったでしょうか?自分のところの小選挙区(大阪府第12区)はというと、90%は維新の藤田氏が勝って、ワンチャンで地元の有力自民の人が勝って、2億パーセント勝たない共産党候補がアリバイ的に出馬していうという地獄選挙区だったので、華麗にスルーして、比例はれいわ作戦でいきました。大阪はれいわ人気が無い地区ですけど、れいわの議席が2確保されたのは投票した甲斐はあったかなと。

さあ、そんな地元の小選挙区の結果なんですが、やっぱり藤田さんが勝ちました。当たり前すぎてなんの感慨もありません。こうしておけば良かったとかもないし、誰に勝って欲しかったとかも言えない選挙区ですので。仮に3択のうちの誰に投票していたとしても、嫌な気分が残るだけなので、小選挙区は棄権という選択肢は精神衛生上好ましかったです。そういう地区の人が多いと思うよ。小選挙区は棄権しますって言ったら棄権できるので嫌なら棄権していいよ。

今までは、勝てないのを承知で、かといって白票を入れるのもあまりにもバカっぽいので、絶対に勝てない共産に無駄票を入れてきたんですよね。しかし今にして考えると、これもバカっぽい行為でした。というのも、選挙の時くらいしか選挙を見てなかったから、点でしか物事を見てないというか、文脈とか背景とか歴史とか、そういう線の部分が見えてなかったんですよね。ぜんぜん勝たない共産党がどう動いてきたかとかも見えにくかったし。自分のアンチ票の意義とかそんなもんも特になく、選挙のたびに義務だと思って、漫然と投票し続けていました。はっきりいって憂さ晴らし的な行為です。それでいてストレスが溜まるだけという矛盾した活動でもありました。時代的にしょうがなかったというのもあるんですけどね。しかし今はインターネットというのがありますので、選挙は点でとらえるものではなくて、線でとらえることができます。自分の立ち位置というのも前よりは見えてくるわけです。だからみなさんインターネットを活用してください。

選挙のインターネット活用ってなんや?という具体的な話なんですが、オススメはなんといっても選挙ドットコムです。いざ選挙がありますよという時のほかに、選挙や政治のことで疑問があったときはなんでも活用できます。「なんやあいつ!」って政治家がいたら、素早くそいつの選挙区を見てください。あとはベタですが、Wikipediaが最高に使えます。選挙ガチ勢が全国にはけっこういるもんで、政治家の汚職とか選挙結果とか所属政党・団体の遍歴とか、わりと包み隠さず細かに打ち込んでくれている雰囲気です。基本的にはこの二つを併用して選挙という文脈の線を追っていきます。

選挙ドットコムの使い方ですけど、自分の選挙区や、気になる地方の選挙区のチェックは当たり前として、やはりポイントが高いのは、自治体で配布されている選挙公報の閲覧と、前回選挙結果に素早くアクセスできるという2点かと思います。これはNHKやそのほかの報道機関に頼っていては、なかなか当たりにくい情報です。

選挙ドットコムの唯一の欠点としては、選挙公報に書かれていない政党の推薦や、隠れ支持などはチェックできない点でしょうか。まあこの辺はぼんやりしてる話ではあるので、自分で周辺ニュースやWikipediaで当たるしかないんでしょうね。

こうやって全国の選挙区を眺めていくと、選挙や政治に詳しくない自分も、いっぱしの選挙通みたいになっていくので不思議です。それだけみんな、選挙のことを調べるということをしてこなかったんやろね。偉そうに政治についてああだこういだ見解を示している人たちが、いかに適当なことを言ってるかも見えてきて、少しだけ痛快です。それだけのために選挙ドットコムを眺める価値は間違いなくある。

もちろん、単純に無知な人も多いんですけど、ポジショントークも多いんやろね。リベラル系の知識人で、共産党か立憲民主党に寄ってそうな人は危ないです。けっこうむちゃくちゃ言ってます。鵜呑みにせずに自分の選挙区や、話題になってる選挙なんかは自分で調べてみましょう。調べるといったら偉そうだけど、ネットサーフィンするだけです。リベラルぶった人たちさえ、実態としては結構いい加減ですから、右翼とか保守を名乗ってる人たちには、ああだこうだ言っても始まらんよね。もう好きにしてくれと。

自分が選挙のたびに配信しているYouTubeも、基本はそういった選挙ネットサーフィンの実演みたいなもんです。こうやって眺めていきますよーというのが分かると思います。さすがに長いんですが、暇な時に聴きながら寝てもらえれば幸いです。選挙公報ってこんなに情報あるの?というのが分かってもらえるかも。

インターネットの利点て、過去の記録が継続的に残っていくことなんですよね。点が線になって見えてくる選挙が実現されているのも、そういうことであって、テレビや新聞の時代が続いていたら、きっとその場その場で都合よく取り繕った「点」で切り捨てられて、一生無知なまま振り回されたんやろね…と思うわけですよ。そんなわけで、老いも若きも現代はインターネットをどんどん使いましょう!即効性はないけど前に進んでいけるものではありますよ!

他にもみなさんのオススメの選挙を調べる方法などありましたらコメント欄に書いてください!

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