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高松市議さんの議会報告会に参加してきました

こんにちは、もてきくにおです。

熊本の豪雨災害の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。私もできる支援をしてまいります。小池都知事圧勝。土庄町6月議会報告も書きたいのですが、順番に文章化していきます。

議会報告会に参加してきました

さて、本日、2020年7月5日13:30から高松市の「太田あゆみ市議」と「植田まき市議」の議会報告会に参加させていただきました。

(参加費無料。なお、自主的な参加ですので豊島から高松までの往復船代2570円、レンタサイクル代100円は、議員報酬(月額手取約20万)から捻出します。よく誤解されますが、土庄町に政務活動費はありません。)

なぜ参加してきたか

豊島には、高松市から通勤されている方も多くいらっしゃいます。私の知人友人にも高松市民は多いです。たとえば待機児童数は香川県下でダントツに多いのが高松市(リンク参照)

高松市民のみなさまの相談に応えるために、高松市議さんに調査や相談を依頼することが最近増えてきています。また、自身の勉強も兼ねて議会報告会に参加しました。

高松市議さんのご紹介

太田あゆみ市議は2期目の高松市議さんです。2019年の市議選でもトップ当選(4,568票)されており、高松市議会(合計40名)の女性議員(合計8名)のうちの1人です。植田まきさんは本日初めて私も面会した方ですので詳しくありませんが、市議を何期も務められています(正確にはHPの情報が最新ではないようでわかりません…リンク参照) 

参考:2019年高松市議選 選挙結果

太田議員は日頃、年4回の定例会後の議会報告会に加えて、「あゆみのあゆみ」という広報冊子を作成してポスティングや街頭配布もされており、自身の議員報酬の使いみちまで詳細に報告する(!)など、香川県において有数の議員活動をされている議員さんです。(見習わせていただきます!)

(ただ、太田議員がいかに得票数が多くとも、市議会のなかで苦しい立場になっています。その理由は議会傍聴や議会報告会に参加し、ぜひ高松市民のみなさまには体感していただきたいところです。)


さて、報告会の内容としては臨時議会や補正予算など多数の報告があり、大変勉強になりました。(ありがとうございます)全て書くと冗長になるので割愛させていただき、私が主に確認したかった2点について以下詳しく記します。

①高松市の定額給付金(10万円)支給はなぜ遅かったか

②高松市は妊婦に対して給付金(10万円)を支給しなかった。(なぜお腹のなかの赤ちゃんを1人と認定しないか)

この2点について、知人が困っていたので確認しました。

これに対し太田議員、植田議員からの回答は

①高松市の定額給付金(10万円)支給はなぜ遅かったか

『高松市は人口が多いので仕方ない。(東京都)港区など遅いところもある。』
『本来は国がシステムを構築してやるべき。そもそもこのように地方自治体に任せるべきではないし、自治体間でスピードを競ったり不安を煽るような競争をさせるべきではない』

とのことでした。私としては香川県内の自治体や、他県の遅い大都市との比較ではなく「他県の40万都市や給付が早い大都市と比較してなぜ遅いか」という疑問で質問をさせていただいたのですが、はじめうまく伝わらなかったようです。「高松市より早いところもある。それはなぜ?」「郡を抜いて高松市が遅かったのはなぜ?」という視点で議論をしたかった。

結果論かもしれませんが、四條畷市の東市長が述べているように、「一部最速型」という方式で「より困っている人を優先し、余裕があるひとに待っていただく」というやり方もできました。また、「市民に対し遅れている説明し、不安を軽減する」という方法はあったはずです。

①なぜこのように遅くなるようなオペレーションを市は構築してしまったのか(ただのヒューマンエラーかもしれないし、組織的なシステムエラーがあるかもしれない。今後の災害対策などでも非効率な体制が構築されて後手後手になるような組織体制になっているかもしれない) 

②給付が遅くなるにしても本来は市長が市民に「なぜ遅くなっているのか」を千葉市長のように発信・説明して市民の不安を緩和できたはず。

上記のツッコミどころに対して、市議のお二人にも疑問を持っていただけるとありがたいと思いました。次に


②高松市は妊婦に対して給付金(10万円)を支給しなかった。(なぜお腹のなかの赤ちゃんを1人と認定しないか)

『市に確認したが、「お腹の中の赤ちゃんは1人とカウントしない」との回答でした。』

とのことでした。

全国でもこのような妊婦への支援策は散見されており、香川県においても土庄町、小豆島町などいくつかの自治体で「4月27日時点で妊婦だった人」に対して、10万円を独自給付する支援策がありました。

この論点は、「妊婦への配慮」というよりは、

「住民基本台帳に載っていないが、母子手帳が発行されている胎児(中絶はできない月齢の胎児も含む)は、「1人」と見做されるのか」

ということだと思います。

そして、住民感情として「お隣の市町村では胎児にも支払われるのに高松市では支払われない」という不公平感を無くしていった方がよいのではないですか(≒高松市は妊婦や子供をを大事にしていないと言っているようなものですよ)、ということです。

こういう視点で、「本来は執行部の考えを聞き出しながら対話できる余地はあるのでは」と感じて質問しました。

最後に

太田議員も植田議員も、質問に丁寧に答えてくださりありがとうございました。このような議会報告会を毎度開催されている事自体、心より敬服します。私も発信がまだまだ不足しているので頑張ります。貴重な機会をありがとうございました!

もてき

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