音楽が未だにわからない情けない話

凄い情けない話です。

「音楽」の「良い」が、実は未だにわからない。という心情があります。

もう少し具体的に。

縁あって、美術の世界にはだいぶ長く身を置くこととなり、
絵画や彫刻、デザインされたものなど、そういったモノたちに関しては、
「良い」とか「あまり良くない」の感覚を、ある程度言語化できるようになってきた、、、と感じています。
(いや、正確に言えばそもそも「良い悪い」の概念というか判断基準が若干間違っていそうという話もあるのですが、そこを話し始めるとややこしいので、今回に関しては、所謂「世間一般で良いとされているモノ」を「良いモノ」とさせてください)

で、絵画や彫刻など美術作品の判断規準の一例として、
「プロポーション」「リズム」「配色」などなど、視覚的要素かつ言語として説明がつくものに関しては、ある程度「これは良いね」「ちょっと単調だね」などなど、「良し悪しの判断規準」というか、評価軸を持つことができている状態だからこそ、「良い悪い」が言えるのかな。などと思っていました。

そう、「ある程度基礎知識を学んだ」からこそ、この「何が良いか」(何が良いと言われているか)を知っていて、かつ、判断できる状態なのだ、、、だと思うのです。


、、、はい。。。
音楽、、、「何が良い」なのかが、マジでさっぱりなのです。。。
音符の知識、音の調和の知識(どの音とどの音を同時に鳴らすと心地よいと感じる音になり、どの組み合わせだと不快に感じる)とか、音の長さの知識とか、そういう感覚がまーーーーーじで、無い。悲しい。

もっと原始的な感覚として、「この曲素敵だな〜」とかは、なんとな〜くわかる(ホントか?)、、、いや、わかったつもりになる。のですが、
「ちゃんと知識として体系的に学びたい」とか、「知識として言語化して理解したい」という感覚があります。

というわけで、
「音楽できる人はすごいなぁ」という話であると同時に、
音楽さっぱりわからん。。。学びたいなぁ。。。という情けないお話でした。

うーん。まだまだ知らないことがたくさんだ。
「楽しみがたくさん」でもある、、、!!

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