深夜の悩み(アホな悩み等)
目が覚めてしまい眠れないのでメモ。
プロダクトデザインの分野の題材をちゃんとやりたいなぁというお話。
pd分野題材、結局実現可能な題材となると、
粘土や木材や紙が主たる素材になると思っているのですが、、、
かつ、「生徒の日常生活に実際に食い込んできそうなモノ」で、「相手と対話がないと作れないモノ(自己満足のデザインの回避のため)」で、「生徒でも作成可能なモノ」で、、、と、かなりハードルが高いんですよね。。。ぐぬぬ。。
vd分野題材だと、「描く」に収束できてしまうので、表現媒体を「使うこと」生徒も悩まずに済む。極論紙とペンがあればまぁなんとかなるというアレです。
pd分野題材ではそうはいかない。
むしろ立体造形感覚は疎い生徒の方が多く、重心や接合や強度の問題に思考が回らないパターンは多々発生する。。
こういった立体造形感覚を生徒自らがトライアンドエラーの中で少しずつ獲得し、かつ、デザインの根幹の一つである「課題を解決する」ための思考を働かせながら、モノを作り上げていくことになる。
造形上の物理的要素を解決するための行為と、
そもそもの課題解決のための知的生産的行為、
2つの要素が、しかも生徒にとってはほぼ初めて対面する要素が、題材には存在することになる。
物理的要素、
vdでは、色とか形とか構図(平面)が該当し、かつ、これは生徒にはある程度馴染み深い要素達であることが多いため、生徒のトライアンドエラーのハードルが低いのですよね。鉛筆で絵を描くだけでも良いわけだし、上手くいかないと感じたらパッと次の紙に行けばいい。
これに対してpdだと、色形は同じくあるけど、構図(立体)になり、先述の「重さ」の概念が追加されてくる。
素材も紙と鉛筆という慣れたものから、粘土やら紙やら木材やら、普段使ったことのないものになり、しかも往々にして「予備が無い」みたいな状況が発生しまくる。
それは生徒にとっては、「難しい!!!!」ってなるよなぁ。。。と。
「親指の不自由な人のためのドライバーのデザイン」という題材は、(大学でそういうのがあると教わりました)、これはこれで非常に素敵で、良い題材なのは間違いないのだけれど、
うーんうーんうーん。。。
応用を効かせたい。。。
アホなことを考えていたら眠気がやってきてくれたのでそろそろ眠れそうです。。。
ちゃんと寝よう。
睡眠大事。。。