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MoTeCディスプレイロガー

 今どきはスマホやタブレットをメーターやロガーのように使えるアプリもあるのに、このようなメーターが本当に必要なのか。
 そんな疑問を持っている方も少なくないと思いますが、詳細なスペックの話以前の「最も基本的な部分」で、MoTeCディスプレイロガーは3つの他を圧倒する特徴を有しているので、その部分を紹介させて頂きます。
 
 まず1つ目。
 自動車のメーターは、どのような環境でも走行中に確実に視認できなければ役に立ちません。真夏の直射日光下で長時間クッキリと視認できるスマートフォンは少ないと思いますが、MoTeCディスプレイロガーはハッキリと視認できます。画面に直射日光が当たった状態でも、高輝度液晶画面は、ハッキリと視認できる性能を有しています。
 
 2つ目。
 世界でも指折りの高性能データロガーとしても有名ですが、世界のレースシーンで最も信頼されている理由は、「データを最後の最後まで記録する」という、当たり前の事を実績として積み上げてきているからです。
 レースの世界では、単に勝った負けたの勝負以外に、エンジンが壊れた、コントロール不能になった、クラッシュした…など、予期せぬトラブルが発生する事が珍しくありません。そして、なぜそのトラブルが発生したのかを正確に見極めるために、データロガーを装着しています。
 ところが、エンジンブローや車輌がクラッシュした際、記録を残すはずのデータロガーが真っ先に壊れてしまえば、ログを残す事ができません。
 MoTeCディスプレイロガーは、エンジンが完全に作動しなくなる電圧以下でも稼働してログを記録し続け、最後の瞬間まで確実に記録を残します。

 3つ目。
 1つ目の「超高輝度で表示し続けられる」性能と、2つ目の「事故が起きても最後まで記録を続ける堅牢性」を両立するための、アルミニウム製の堅牢なボディです。
 携帯することが前提の軽量なモバイル端末とは異なり、大事故が発生してもデータの生存性を最優先するために高剛性なアルミ製シェルを採用しています。
 このシェルはディスプレイロガーのヒートシンクとなり、高速なデータ処理や最大輝度での常時点灯で発生する内部の熱を放出する役目を兼ね備えているのです。
 
 どんな事故が起きるのか予測が付かないレース車輌の「ログを確実に残す」ために必要な性能から逆算して設計されたのが、MoTeCディスプレイロガーです。安心して御利用ください。

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