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風の時代
先週の3月11日で東日本大震災から12年が経った。
あちこちで当時の映像が流れ、被害の大きさや壮絶な避難生活の様子が伝えられると同時に、南海トラフ巨大地震に関する情報も多く伝えられている。
世の中には予測できる未来と、予測できない未来があるが、私は未来は予測できると考えている。
今回は私が気になる未来予測の中で、影響が大きそうなモノを調べ、自分の中に落とし込んでみた。
✳︎データについては少しズレがあるかもしれませんが、ご了承ください。
人口減少と高齢化
皆様ご存じ、人口減少と高齢化は確実に起こる未来の1つである。
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30年後の2050年には、人口が3000万人減って、65歳以上の高齢化率は10%上がる。
これが生活にどう影響するのだろうか。
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人口の比率だけでみれば、現在は1人の高齢者を2.44人で支えていることになるが、30年後は1.53人で支えることになる。つまり、社会保障費などが1.6倍程に増大し、これの財源は税金となることから増税は免れないであろう。
消費税は15%になっているかもしれない。
今年の春闘では賃上げがあるが、収入やGDPが1.6倍になるような未来がなければ負担増は確実となる。
巨大地震
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室津港の隆起の記録から算出した南海トラフ巨大地震は2035年をピークに2019年から2050年までの30年間で75%だそうで、現在は2050年までに80%という高い確率で発生するとされている。
また、過去の歴史からすれば東海/東南海との連動もおそらく起こるだろう。
首都直下型地震や富士山噴火等も可能性としてはあり得る。
東日本大震災の10倍。
死者は数十万人。
被害総額は数百兆円。
30年以内にこんな事が起きるとしたら、本当に【日本沈没】になるんじゃないかと思う。
少なくとも数年で元に戻れるレベルではない。
科学的根拠に基づけば、現実に起りえる未来。
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人口減少、高齢化、巨大地震のコンビネーションは控え目に言って致命傷だと思う。
戦争や気候変動も良い方向には向かっていない。
まさに『風の時代』
今回自分で書いた事で、今後30年で日本は激変するのは確実だということが自分の中に落とし込めた。
では、どうする?
次はそれについて、考えてみることにする。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
だいぶ期間が開いてしまいましたが、続けていきたいと思いますので、ご興味ありましたらコメント等、よろしくお願いいたします。
#30年後の未来
#人口減少
#高齢化
#巨大地震