初めてハッカソンに参加してみた
本日、1DAYガールズハッカソン for Alexa Developerスキルアワード2019
に参加してきました!!
https://amazonalexadeveloper2019vol4.splashthat.com/
今回の記事は初参加のハッカソンの開発の流れを紹介しているものです。
各チームのプレゼンの感想は割愛しております。
新卒2年目エンジニアが1日奮闘しました。
なぜ参加したのか
VUIの勉強会・イベントには以前からちょこちょこ参加しており、ハッカソンは以前から興味がありました。しかしハッカソンはハードルが高そうなイメージがあり、ビキナーズソン、アイデアソンも参加したことがなかったので中々足を踏み出せませんでした…。
そんな中このイベントが公開されました。
公開当初は予定と被っており「無念、、、」と思ってましたが、急遽予定が空きさらに1Dayに変更されたということで「今行くしかない!!!」と思い申し込んでみました。
はじめてのAWS Loft Tokyo
率直な感想としては綺麗すぎワロタ。ここで開発し放題とか最高じゃん。ってなるぐらい綺麗でした。
エレベーターの扉がダンボールの見た目しててかわいかったです。
ハッカソンはじまり
アイスブレイクでは自分の見た目からわからない意外なことを受付時に名前を伏せて紙に書き、それを全員に配布し「これ書いたのだれだ…!?」と探しまわるゲームをしました。
全然当たらなかったけど楽しかったです!
ちなみに私は「ソフトボールでピッチャーと外野やってました!」って書きました。尚男子ソフトボールチームだったのでほぼベンチです( ・∇・)…
説明
今回のハッカソンの説明、スキルアワードの説明をはじめ、Alexaが出来ること出来ないことの説明などAlexaの基礎知識の説明もありとても良かったです。
また、ハッカソンにおけるチームメンバーの必要な要素の話もありました。
どういう役割をたてればいいか、なぜ必要か知ることが出来、ハッカソンの立ち回り方がイメージが出来とても有り難かったです。
アイデア出し
流れ的には、
個人でアイデア出し→テーブル内で紹介→自分のアイデアの1軍2軍決め→画用紙に清書→席を立ち動き回り開発チーム仲間探し
という感じでした。
個人でアイデア出しの時間には、以前のハッカソンで供養された過去のアイデアを見たりして面白かったです。
テーブル内で紹介した時点で、自分のアイデアを褒めてもらったり、他の人の面白いアイデアが聞けて面白くてこの辺から気持ちがワクワクでした。
画用紙に清書は個人的には字と絵の汚さにコンプレックスがあり、女性は上手い方が多いので正直唯一苦痛な部分ではありました。
ですが、自分のアイデアを「やりたい!」とおっしゃってくれる方がいらっしゃりとても嬉しい体験が出来ました。
というわけで私のアイデアの「誰でもヒーロー」を賛同してくださった方々とスキル作成することになりました。
誰でもヒーローとは
お子様「変身!!!」
Alexa「(超かっこいい効果音)(超かっこいいBGM)(超かっこいいイラスト)
今日の君は〇〇ヒーローだ!〇〇しよう!!(お手伝い系)」
お子様「がんばるぞー!!」
とヒーローにもなれるしついでにお手伝いも促して前向きにやってもらおうというスキルです。優先順位としてヒーローになるのは確定で、お手伝い要素は余裕があればしたいなぁという感じでした。イラストも余裕があればAPLでーっという感じで考えていました。
チームメンバー
一緒のテーブルだった、なべりなさんと
以前AAJUGゲーム会でお会いしたことがあったつるみんさんとチームになりました。
なべりなさんはエンジニアですが、アプリ未公開
つるみんさんは非エンジニアでした。
学習コストも考えアプリ公開経験がある私がエンジニア・音声加工担当、お二人には素材集めとプレゼンをお願いする。という感じでチームが出来上がりました。
なんやかんやでこの時点で12時ぐらい。
自己紹介からはじまり、ニックネームを言い合い序盤からノリ良くテンアゲ映えって感じでご飯食べたり開発場所を探したり開発始まってないのに既にチームが楽しかったです(笑)
開発場所は映える窓際の人が少ないエリアを確保しました。見事に映えてます。
なべりなさんのツイートでも映え具合が伺えます。
https://twitter.com/nabeerina/status/1154962370885636096?s=20
開発開始
まずはkunさんのVoiceFlow講座を受けました。
VoiceFlowとはノンコーディングでAlexaスキルが作れちゃう便利ツールです。
私自身ゴリゴリ開発は久々で自信がなかったのと音声加工出来るのが私しかいなかったため、時間の有効活用のために利用することにしました。
講座では約10分ほどでレシピスキルを作っており、さすがすぎるスムーズ実装でした。
講座が終わりもぐもぐしながら開発開始!
まずはSlackを作成しスプレッドシートを共有し必要なものを書き出したりしました。
スキル・プレゼンに必要なもの、会話のフローを書き出し欄を埋めていき会話の確認や機能の取捨選択をしました。
つるみんさんから実際のお子様の話とかも聞けてターゲットをイメージしながら進められてとても良かったです。
初めてのハッカソンでしたがこの辺のやり方はハッカソンの記事読んだり、今の仕事での管理方法をノリでこのやり方から始めました。
やりやすかったですが、もっと良いやり方があったら知りたいなと思いました。
アプリ名は「誰でもヒーロー」認識うまくできない・言えない可能性を感じたので「おうちヒーロー」に途中変わりました。
会話の流れが決まってからは私がモック開発、二人には素材集めとプレゼン作成をお願いしました。
私は会話案を元にVoiceFlowで開発。AlexaDeveloperに反映するときにMacあるあるのお豆腐トラブルや何故か上手くいかないが再ログインしたら動くという謎トラブルはありましたが、なんとか基盤完成。
その頃には音声素材が揃い始めていました。
次にGarageBandにより音声加工を始めました。
登場効果音が中々良いと感じるものがなく、一旦私の声を会議室で録音し変声機にかけて、その裏で登場っぽいBGMを流すものを試しに作りました。
ですが時間がなく、全てに反映させるのは難しいと感じたため、断念。。。
なので集めていただいた音を一旦聞いて長いものは短くし、音が気になるものはピッチ変更したりするだけの作業に変更しました。
また、Alexaの声は全てSSMLを通しピッチとレートをあげて非現実味のかっこいい感を出すようにしました。
映えの調子も良いです。
この時点でプレゼンも出来始めています、私のぐだぐだな草案からこんなかわいいプレゼンが出来るなんて、、、!!って思っちゃうぐらいの可愛さでびっくりしました。なべりなさんありがとうございます!
プレゼン楽しくいこう!!!という意見が合致し、このへんから決めポーズの話とかをしていました、楽しい!
この辺で残り1時間でした。
プレゼンと実装修正中の間につるみんさんがデモの準備とスキルアイコン作成をテキパキ動いてやってくださいました。
デモ動画はつるみんさんとなべりなさんで撮影・アップロード・プレゼンチェックしてもらいました。ありがとうございます!
そしてそろそろ開発時間が終了!というところで…
つるみんさん「お面作りましょう!」
……急すぎですけどなにそれ楽しそう最高かよ!!!
と思いました。ノリが軽い。途中でお面の話あったのにそういえば忘れてました。
というわけで開発終わり付近から発表までの間はつるみんさんがお面をせっせと作ってくださり、私となべりなさんはプレゼンの流れの確認を行いました
開発終了、発表
noteがだいぶ長くなってきたのでチームごとの感想は割愛させていただきます…。
私たちのチームの発表は4番目でした。
なべりなレッド、もっちーブルー、つるみんピンクでお送りしました。
なべりなさんがメインで話してくださいました。言葉選びが良く突然のトラブルにも臨機応変に落ち着いていらしていて安心してブルーを演じることができました。ほぼ立ってていただけですが(笑)
結果発表
結果発表は全員が付箋で1位だと思うチームを書いていく感じでした。
その結果…
三位入賞*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「1票でもはいったらいいな」と思いましたがまさかの入賞でした。読み上げられるのは嬉しいですね…!
フィードバックもたくさんいただきました!ありがとうございます!
自分が作ったものの感想を言ってもらえる機会って案外少ないのでこんなにもらえるのは嬉しいですね。
というわけで3位入賞でAlexaノートをゲット!!
シャキーン!!!
ありがとうございました!
フィードバックを元にアワード出せるようにブラッシュアップしていきます!
全体の感想
不安ながら参加しましたが、
超楽しかった。参加して良かった。モチベーション上がった。
そして今回はなんと入賞することができました。
人生初ハッカソンで自分のアイデアが採用され、入賞することが正直めちゃくちゃ嬉しかったです。成功体験を早めに味わえたのは自分の成長にも繋がるなと感じました。
ですが時間がなく実装部分をVoiceFlowしたため、せっかくAlexaチームや強力なサポーターが近くにいるのにあまりサポートしてもらわなかったのはちょっと勿体無かったかなと感じました。
名刺交換もし忘れてしまったため、後悔。。。
コミュニケーションや作業指示出し周りは今自社で私は管理業務に入っているのでそのへんのやり方や話し方が役に立った気がします。
先輩にチームでの動き方とか後輩との盛り上げ話など聞いていてよかった!
また何か別のハッカソン系の何かがあったら参加してみたいなと思いました。
運営のみなさんありがとうございました!