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関係性のオタク、「ReS。」というカテゴリに出会う。


Pixivで推しの二次創作を捜していたら、見慣れない文字列のタグが使われていた。
レゾと読むとのことである。

「ReS。」とは、RelationShip(人間関係)に、Resolution(解像度)の略語である「res.」を掛け合わせた造語である。

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比較的新しいカテゴリというか、タグのために造ってくださった方が居るようだ。

「このキャラクターの組み合わせが好きだけど、カップリングというわけではない

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特にこの部分、とても共感できる。
自分は「関係性のオタク」を名乗らせていただいていて、
カップルを描いた作品も好むのだけれど
二人組だからといって、その関係性は必ずしも「カップル(CP)」とは限らないのは自明の話だろう。
それはフィクション(2次元)でも現実(2.5次元)でも同じことだ。

」「カップリングだとは思っているが、現在カップリングの解釈として多数派である恋愛、性愛の表象を使わないために、別の名称やコミュニティを求めている」場合に用いる。

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言われてみれば名称に困るケースもあるだろうと思った。
二人組の推しを普段「推しコンビ」と呼んでいるのだが、
実際にコンビ/ユニットを組んでいたり、ファンの間でコンビと呼ばれている推し達が居るため自然とそうなった経緯がある。
とはいえ、コンビとは呼ばれていない二人組のことも
現時点で付き合っていなければ端から「カップリング」だと思っていない傾向はあり、
原因として「カップリング」という言葉は「いわゆる恋愛関係」を表すのだろうと判断しているのも事実だ。
違った言葉の捉え方があるというのも、気持ちは解るつもりだ。
しかし多数派に合わせ、一旦そう捉えることによって自衛することができるため、迎合してしまっているのが自分だ。
…少し話が逸れそうになったが、
何にせよ二次創作において恋愛及び性愛の描写が個人的に解釈不一致である、というケースが多々ある。
そんな自分のために在るかのような造語なのだ、これは。
もちろん公式にその二人が結ばれた際には心から祝福するのだが、
今はまだその時ではない段階では、
要するに公式準拠派とも言える自分にとって
どうにも理解のできない世界であり、
もはや別ジャンルのような感覚だ。
(ジャンルという言葉の定義が合っているか分からないが…)

タグ作成者の意図
恋愛、性愛の表象を含まない表現を好む、特別な関係性ではあるがカップリングと呼ぶことには違和感がある、カップリングと呼びたいけれど周囲とのずれを感じる、などの思いから、「既存のカップリング」の概念には当てはまらない関係性を描いた作品群を、投稿しやすく、かつ、検索しやすくするために作成した。

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大変ありがたい話である。

この場を借りてお礼を言わせていただきたい。

「人間関係をやりますという意志表明」
「恋愛と性愛だけが関係性ではない」

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「現実の社会においても人と人との関わり方に規範はない」

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拍手、そして握手したい。

人間関係をやります」ここ好き
二次創作をすることがあったらどうにか使わせていただきたいフレーズだ。

現時点で恋愛関係や恋人関係ではない二人組を
「CPではないが特別な関係」として推す感覚。
ピンとこない人に解ってくれとは思わない。
自分は二次創作界隈に足を踏み入れてまだ日が浅いのだが、
解釈違いというのは時に諍いを生むらしい。
インターネットは荒野でサバイバルということなのだろうか。くわばらくわばら。
互いに共感できなくても適切な距離で棲み分けることで共存はできると、自分は信じている。
スルースキルがあっても、突然誰かに絡まれる危険性はある。
トラブルに巻き込まれないよう、自衛するに越したことはない。
棲み分けタグを作ってくださった方に、改めて感謝を。




引用させていただいた説明文は一部に過ぎないので、是非上の埋め込みリンクから全文読むことをオススメします。

こんなオタクも居ますよ、という話でした。

──おしまい──

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