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Point Nemoについて


皆さんこんにちは。
今回は6/28に周年企画MIX DUOで公開したPoint Nemoについて、感想や経緯、お互いが担当した区間の解説などをしていこうと思います。
尚、このnoteはそーりあさんのチャンネルで6/30に予定されてる"MIXDUO振り返り配信"で取り上げられておりますので、ぜひ良ければそちらもご覧ください。

〇感想

いかがでしたでしょうか。皆さんが思っていたよりも奇抜なコースになっていたのではないかと思います。
他ペアの方々のコースも、それぞれのペアの色がかなり出ていて凄いと思いました。
楽しんでいただけていれば嬉しいです。

〇経緯

この企画ですが、1月末頃にそーりあさんが「上位勢が全然コースを出していない」「個人作だと負担が大きすぎる」「だったら合作、もっとやるべきじゃない?」という提案で始まったものです。実際合作はかなり1人あたりの作る労力を減らすことができるので、コースがどんどんできていく感覚になり、さらにアイデアも2倍になるため、メリットしかなかったように思います。

〇合作相手について

・Alice(JP)(りせい)(ももねこ)(symbol)さん

実はそーりあさん繋がりで数年くらいの関わりがある方です。

1の頃だとこれとかかなり好きなコースですね。
目新しいギミックばかりで定期的に見ていた記憶があります。

2の初期にもかなりのペースでコースを作られていましたが、Yell以降しばらく大作を出しておらず、PogやKaizoなどを見て上手いな〜と思っていました。(2の主要コースは軒並み動画がありません!どうしてでしょうか...)

そんな中6/12に出たAthena。

何ですかこのコースは。過去こんなにも目新しいギミックが詰まってるコースは見たことがないです。マリオメーカーってもっと自由でいいんだと思わせてくれました。
作風はかなり変わってるように感じますが、目新しいギミックを作るという面で、芯はずっと変わっていないのかなと感じます。本当にすごい。

この合作はAthena公開前に始まったため、持っている印象は今と違っていました。もちろんずっと上手い人という印象は持っていましたが、今回一緒に制作してみて、この方の進化したその制作力に驚かされることになりました。

〇コース解説

・制作期間
1ヶ月ちょっとくらいです。
3月の初め頃には完成していました。その次にできたのが星鴉の6月初め頃なので、かなりの期間が空いてしまいましたね。(その間にAliceさんがクリチェまで終わらせて下さいました。感謝)
お互い5秒ずつを1,2日くらい(長くて3,4日)で返していたため、気づいたらスペースがなくなっていました。
かなり理想的なペースで作れたのではないかなと思います。やっぱり合作はできるのが早いですね。
(他の合作ペアの方々に早すぎやろ❗️と言われてました😊)

・コース名
Point Nemo : 到達不能極→世界の海の中で最も陸地から離れている地点の1つ、絶対に到達できない場所
これをコースのクオリティに例えたものです。Aliceさんが考えてくれました。
また、この地点は人工衛星が落とされる場所としても知られており、「人工衛星の墓場」とも呼ばれています。

右側に一見違和感のあるレールバーナーがありますが、これは人工衛星が落ちるのを表現しています(できてたらいいな)


・それぞれの担当箇所、見どころ
区間の区切り目と見どころを写真で載せていきたいと思います。

○1面

もっち→Alice

開幕からこのバネ投げまでは自分です。開幕の横ドッスンとオンオフのタイミングが上手く噛み合ったな〜と思ってます。

Alice→もっち

ここまではAliceさんです。
パックンの土管(写真だと左上)に入りそうな感じでフェイクになってるのがいいですね。


もっち→Alice

ここまでは自分です。
1面を作ってる時は、マルマルに当たってその後3段する動きが流行りでした。
あと自分は頭打ちでスピン壁キック→横バネにすぐ当たるという動きがかなり好きなので、多用しないよう心がけてました。(とは言っても全然ありますが...)


☆(見どころ)

ここはAliceさんです。このボムをスピンでお手玉するところ、コンパクトなのにかっこよくてかなりいいと思います。


Alice&もっち

この3段あたりから1面ラストまでは、Aliceさんがギミックを作って、自分がそれに手を加えてできてます。(POWのところは元々横バネだったりしました)
こういう作り方もできるのは合作の強みですね。


○2面

もっち→Alice

2面は開幕からここまでが自分です。
ボムの上げ方としてトゲメットを使うのもアリだな〜と思って入れました。

☆☆(見どころ)

Aliceさんです。初見マジで驚きました。
しっかりと下の土管に入りそうな動きをしてるのがいいですね。
ここから裏面が始まるのも、展開としてかなりいいなと思います。
1,2面は結構ノリで作っていた感じがありましたが、ここで一気にやる気が出ました。


○3面(裏面)

☆☆(見どころ)

裏面開幕もAliceさんです。(1,2面開幕を自分が作ったのでAliceさんが作ってくれました)
これよく見ると、カロン甲羅を投げる→レンガにシューリンガンを当ててカロン甲羅止めるの繰り返しで何回も投げることができています。
その上の矢印がある地形で、この後に出てくるフェイクの伏線を張ってるのもすごいと思います。


もっち→Alice

カロン甲羅3回投げた後のスピンから、この3段までが自分です。投げたPOWに横バネを乗せ、その横バネで何かしたいと思い、バネ3段をやりました。


☆☆☆(見どころ!!)

これやってることやばいです。
土管に入るフェイクをしつつ、ここまで縦面とも横面とも取れる感じで展開してたのを、スクロールストップ解除で一気に横に動かすのが良すぎます。


Alice→もっち

ここまでがAliceさんです。
ここからの自分の区間はスピードをしっかり上げることを意識して作りました。

あとこの直前のAliceさん区間で置かれていたPOWを自分が回収することができたので、これは回収として結構良かったな〜と思います。

☆☆☆☆(見どころ!!!!)

ツタに掴まるところからがAliceさんです。
この写真のところが、個人的に1番好きなところです。これが最初送られてきた時は目が追いつきませんでしたね。
スピードを上げてから急にツタで速度を0にして、裏面最初にあったのと同じ形の地形を壊して左にいってます。これ左へのいき方がバネ3段なのもめちゃくちゃ自然で尚且つかっこいいですね。

Alice→もっち

ここまでがAliceさんです。
ここもフェイクの土管をしっかり用意していて抜かりがなさすぎます。

自分の区間で割と好きなところです。
ボムで下がった音符にマリオが入り込みつつ、ハテナ叩いて出たバネとボムを回収する感じです。


もっち→Alice

ここまでが自分です。
しっかりとボムとPOWとバネを全部回収できたので良かったです。(バネはAliceさんが回収してくれました)

☆☆☆(見どころ!!)

この2段3段までがAliceさんです。これもやばいです。
これ緩急の"緩"の部分をバネ3段でやっているのが、速度的にも動き的にもかっこよくてかなり好きです。


Alice→もっち
嵐の前の静けさ(?)

坂ベルコンを滑るところからは自分です。
このベルコンに乗りながら降りていくところは、敢えて最低限のものしか置かないことで、溜めの時間を演出しています。

☆☆☆☆(見どころ!!!!)

いわゆる目玉ギミックというやつです。
ここは、自分が作りました!
Aliceさんが見どころになるギミックをたくさん出してくれている中で、「自分も見どころになるギミックを作りたい!」と思ってできたのがこれです。流れを崩さずにボス戦をしたいと思っていたので、それができたのはよかったかな〜と思ってます。
ただ正直なところ完璧ではないな〜と思っています。自分がこういったギミックを作り慣れていないこともあり、途中でクッパが見えなくなったりしています。まだまだこういうギミックを作るには精進しないといけないな〜と思いました。


○4面

Alice→もっち

4面開幕からここまではAliceさんです。
マグナムキラーで赤土管から横バネが落ちてくるのを隠してるのが上手いですね。

もっち→Alice

ここまでが自分です。
音符の押し出されとベルコンが組み合わさるとめちゃくちゃ速くなることを知りました。

☆☆☆☆(見どころ!!!)
ここに鍵ドアあるのやばい

Aliceさん、ここからやばいです。
完璧なフェイクはもちろん、その後のルートの組み立て方もすごいです。しかも最後上に鍵ドアがあって、最後の最後まで見えないのが上手すぎる。
ここはAliceさん本人も、1番考えて作ったと仰ってましたね。




○5面(最終面)

もっち

最終面はほぼほぼ自分が作りました。
ラスギミは、Aliceさんの方から「ヒップ置きを上手く使いたい」という提案があり、それを自分が落とし込んだ形になります。
割ときれいに落とし込めたんじゃないでしょうか。


といった感じでした。
本当にAliceさんがめちゃくちゃ上手くて驚かされました。こんなにタイプの違う人と1対1で合作したことがなかったので、めちゃくちゃ楽しませてもらいました。


終わりに

Point Nemoは、ギミックに寄っているAliceさんと、比較的構成や機構に寄っている自分とで、かなりタイプの違う2人での合作だったと思っています。
近年合作の形として、作風が近い人でやる合作が多くなっていると思います。もちろんこれは繋ぎ目が分かりづらいことで、流れが自然なコースになるのでいいと思いますし、自分もこういった合作はかなり好みです。
ただ、必ずしも作風の似た人とやる必要はないのかなと今回作ってて思いました。それぞれの持ち味が活かされれば、相乗効果になって何倍もいいコースができると気付かされました。その一例として、我々の合作を見ていただければ嬉しいです。

Aliceさん、一緒に作っていただいて本当にありがとうございました。そして企画していただいたそーりあさん、共に制作した他ペアの皆さんも大変お疲れ様でした。







また近いうちにお会いしましょう。

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