愛すべきジジイ【原宿王】
先日のARuFa王でメンバークイズ王企画1周目が終わったということで、今更ではあるけれども原宿王回についても振り返ってみたい。
まず、当時はそこまでnoteの運用をしていなかっただけなのでもちろん他意はないということだけお伝えしておきたい。
普段の原宿さんのことはもちろん大好きなんだけれど、この日の落ち着きすぎくらい落ち着いているテンションの時もまた大好き。ラジオでみられるテンション。等身大のおじさん。
あのゆっくりとした丁寧な話しぶりね。
狂っているときも落ち着いている時も根底にある言語感覚だったり、物事を思慮深く見ているという部分は変わらないから面白い。
屁理屈を並べたり悪態をついたり気分に左右されたり、そんなダメなところも愛おしい。ちゃんと怒られるところも込みで。
信頼関係ありきの素直すぎるムーブ。ある種の甘えともとれる。
原宿さんの教え通り、一見欠損のように見える部分も個性として愛していきたい。
永田さんのいいところ、原宿さんが照れながらもちゃんと思っていることを言葉にしていてよい。
芯があってブレがないというのを、「自分を揺らさずにちゃんと物が言えるのはすごい」と表現するところに原宿さんらしさがある。揺らさずに、っていう言葉選びが綺麗なのよ。
長い付き合いの永田さんさんが内面を褒められると思っていなくて恥ずかしくなってるのも、加藤さんが予想をしっかり当てているのも「なんかええやん、素敵やん」となる。
それにしても自分のいいところをいくらでも書けると断言していた永田さん、やはりブレがないのであった。
ダ・ヴィンチ・恐山のキャッチコピーは加藤さんの「がんばりじるしのプチトマト」も好きだけど、やっぱり原宿さんの「魅惑の夜行カマキリ」がちょっと良すぎた。
語感もさる事ながら、カマキリからは仮面の要素も感じられるし、滲み出る魅惑感もめちゃくちゃわかる。
感覚的なものなのでうまく表現しきれないのが悔しいのだけれど、言葉選びに無駄がなく、お見事だと思った。
バランスボールの原宿さん何回見ても面白い。
「満足していただけましたか?」と言われたら、それはもう大満足です。
今回みんなが原宿さんの体調をうっすら心配していたり、普段も色々と苦情を言ったりしながらも根底にはリスペクトの心を持っているのがいいやね。
外野が文句言うのとは訳が違うという。
自分は特に、永田さんが原宿さんに対してずっと面白くいてほしいと心から願っているというのが、とてもいい関係だなと思っている。
以前面と向かってそれを本人に伝えていた声色が、本当に切実だったように感じた。エゴかもしれないけどそれでも、いつまでも前を歩いていてほしいんだろうなあと。
あくまで勝手に思っているだけなんだけども。
改めて、「ジジイ、いつまでも元気でいろよ」という気持ちでいっぱいになった回だった。
いっそ永田ARuFaのフラフープ顔アイコンの横に台詞として書いておいてほしい。
原宿さんの言葉でみんなが一斉に笑って、原宿さんも一緒になって笑ってるシーンが、オイラ大好きなんだぜ。