入社1年目。「業界の変革」を目指し、挑戦を続ける若手社員のイマ
Introduction
藤本の実家は、中古車業を営んでいる。暮らしも、遊びも、いつも車が真ん中にある生活。休日は家族や友人とドライブに出かけたり、父の車にボードを積んでサーフィンに出かけたり。藤本自身、幼いころから車が大好きで、新卒時に「車関係の仕事に就く」ことは自然な選択だった。ところが、実際に働く中で見えてきたのは、車業界に横たわる大きな壁。そこには「好き」だけでは進めない現実があった。
藤本さんへの「10のQ&A」
【Q1】MOTAに入社する前の新卒時、藤本さんは希望の自動車輸出会社に就職したとのことですが、そこで見た現実とは、どのようなものだったのでしょうか?
僕は中古車販売会社を営む父の背中を見て育ちましたから、車業界の働き方がラクではないことはある程度分かっていたつもりでした。それも覚悟の上で、希望の自動車輸出会社に就職したのですが、そこが想像以上に過酷で。勤務時間の長さや上司の理不尽な要求に加え、「車業界ってそういうもの」「ずっとこのやり方でやってきた」と変化を嫌う現状を目の当たりにしました。
【Q2】車業界ってそういうもの、とは具体的にどのようなことですか?
業者とユーザーの間に情報の透明性がなく、格差のある構造です。例えば数はちょっと極端ですが、オークションで10万円で買った車を100万円で売るとか。車は売却までに多くの工程があり、提出書類も多いので、手続きごとに中間マージンが発生するのは仕方のないことです。ビジネスですから適正な利益をいただくことも必要です。しかし、それを差し引いても不公平過ぎると思いました。今までは「ユーザーには分からないから問題ない」という認識だったのかもしれませんが、今後は過度な不公平をなくしていかないと、車業界全体の発展につながらないと強く思いました。
【Q3】自動車輸出会社の退職後は、ご実家の手伝いをされたんですね?
理不尽さに耐えかねて、最初の会社を半年あまりで辞めたあとは、日本のリアルな車業界が知りたくて、父が経営する会社に入りました。父の会社で、中古車売買におけるすべての工程に関わることで、車業界の現状や問題がよりはっきり見えた気がします。父としては僕に家業を継いでもらいたいと思っていたようですが、僕は今じゃないと思って。将来的に継ぐにせよ継がないにせよ、もう少し経験を積みたいと思いました。
【Q4】MOTAに入社したのは、どのような経緯からですか?
実家の会社で働いていたとき、朝イチで他県に軽自動車を引き取りに行ったタイミングだったかな? カーラジオを聴きながら運転をしていたら、MOTAのラジオCMが何度も流れてきたんです。そのCMは、以前も聴いたことがありましたが、その日は妙に気になって、MOTAのサイトを検索してみました。そうしたら、なかなか面白そうな会社で。車業界を変えたいという熱い思いが感じられました。
あと、当時のMOTAは車のオークション事業をやっていなかったのですが、既存事業の内容を見る中で、オークションを始めそうな予感がしたんです。それで、時間を置いてまたサイトを見に行ってみたら、予感通り「オークション査定員募集」という告知を発見しました。これなら経験も活かせるし、と思いエントリーしたら、運よく採用されました。
【Q5】実際に入社されて、どんな印象でしたか?
とにかく、みんな人がいいです。本当にいい人しかいなくて怖いくらい(笑)。また、MOTAは若い自分にもたくさんの経験をさせてくれる会社だと思います。経験を重ねることで仕事の幅も今後のキャリアの選択肢も広がります。
【Q6】入社後はオークション事業部に配属され、途中から事業開発室との掛け持ち。現在は事業開発室専属とのことですが、それらは藤本さんの希望だったのでしょうか?
オークション事業部は僕の希望ですが、事業開発室は不意打ちでした。2023年の年末に佐藤代表に「ちょっといい?」と呼ばれ、「何ですか?」と聞いたら 「マイクに任せたい仕事がある」と言われました。どんな内容かもよく分からなかったですが、きっと自分のキャリアになるだろうと代表を信じ、新規事業の一員になることを引き受けました。
【Q7】新規事業とは、車関係の新しいサービスでしょうか?
いえ、不動産です。2023年の年末に佐藤代表から40枚くらいの資料を渡され、「これ、年明けまでに読んで理解しておいて」と言われました。年明けから事業計画書をつくり始めることになり、気付いたら事業自体が動き出していました。
佐藤代表に聞きました!
「なぜ藤本さんに新規事業を任せたんですか?」
【Q8】ふたつの部署の掛け持ち期間を含め、事業開発室の仕事は大変ですか?
突然「不動産」と言われても、僕には業界知識がなくて苦労しました。部署を掛け持ちしていたときは、いくらやっても業務が終わらないこともありましたが、そんなときはオークション事業部のメンバーが「こっちはやっとくよ」と仕事を巻き取ってくれました。
事業開発室に配属になった当時は、「大変だけどこの仕事は自己成長につながるから」という自分中心の視点で頑張っていましたが、周囲の人たちにサポートしてもらう中で僕の気持ちに変化が起こりました。その変化とは、周囲のメンバーに対して感謝の気持ちが生まれたこと。僕が事業開発室で、絶対に良いサービスをリリースしたいと思っているのは、お客さまのためだけでなく、さまざまな局面で助けてくれた周りの人たちに、「みんなのおかげです。ありがとう」と伝えたいからです。忙しいですが、やりがいを感じながら働いています。
【Q9】MOTAで働いて、今思うことや、今後の目標、ビジョンはありますか?
MOTAの買取スキームである「上位3社選出」(*1)って、僕はすごくいいと思ってるんですよね。車業界についても、僕が感じていた「不公平感」はこの仕組みを使ってもらうことで緩和されます。MOTAでは結婚や引っ越し、就職や転職などをライフイベントと呼びますが、ライフイベントでは大きなお金が動くことが多いです。
そのとき、MOTAの「上位3社選出」を利用してもらえれば、お客さまはより良い選択ができますし、クライアントに対しても高確率で契約の可能性を提供できます。このスキームは車や不動産の購入に限らず、多くのライフイベントの不を解消する(*2)事業として活用できそうで、新たな可能性にワクワクしているところです。
目下の目標は、ユーザーとクライアントの双方に寄り添い、喜んでもらえるサービスを提供することです。最終的には車業界をもっと風通しの良い業界に変えたいと思っています。簡単には変えられないけれど、今は最終目標に向かって、一歩一歩進むのみです。
【Q10】最後に、藤本さんが仕事をするうえで心掛けていることを教えてください。
焦って仕事をしない、ということでしょうか。焦ると結局失敗したりして、いいことがないと思うんです。期日があってやばい、というときでも、僕はあえて自分に「大丈夫。何とかなる」と言い聞かせています。実際どうにかなるし、どうにかしてきたし。仕事は焦らなければうまくいくと思っています!
取材後記
大学卒業後、2つの会社を経験し、MOTAに入社した藤本。若手社員として車業界の不公平さや不透明性を目の当たりにしながらも、自身が描く車業界変革の実現に向けて、MOTAの中から一歩一歩改革している姿が印象的だった。プライベートでは20代で久しぶりにディズニーランドへ行き、その世界に〝どハマり〟して何度もディズニーを訪れている「ディズニーLOVE」というギャップもまたGOOD!
(24年9月9日取材/10月10日初出)
MOTAの採用情報は、写真をタップしてご覧ください。
最後に:一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。読んで下さったみなさんの中にMOTAで新たなチャレンジをしたいと思ってくださる方がいらっしゃると嬉しいです。
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